本日、食したカップラーメンはこちら!
「CupStar バーベキューチキン味」
「ああ、これですか!」
やっと聞いてくれたといわんばかりの嬉しそうな表情を浮かべるコウスケは、マントの襟を両手でピンと立て直す。
「実は、そこで仮面ダレダ―ショーをしてまして」
コウスケの指さす方向には一つのステージ。
それはアイスダンスのステージと対面するかのように広場の反対側に設置されていた。
当然、そのステージの観客はガキンチョで一杯!
それに対して、アイスダンスショーのステージはオバサンたちで一杯。
仕方ない。それぞれのお目当てが違うのだから……
えっ? お登勢さんの雄姿が、そんなにオバサンたちに人気があるのかだって?
そんな訳あるわけないじゃん!
まぁ、確かに、お登勢さんのことを好きか嫌いかと聞かれれば、オバサンであっても好きと答える人は確実に多いだろう。
だが、だからと言って、わざわざステージの上のお登勢さんを見たいかと聞かれるとついつい首をかしげてしまうのだ。
そんなセレスティーノを目当てにおばさんたちが群がっていたのだ。
「セレスティーノ様ァァァァ!」
「負けるな! セレスティーノ様ァァァァ!」
って、一体、いまセレスティーノの旦那は何と戦っているんでしょうかねwww
そんな声援に負けまいと、仮面ダレダ―ショーのステージの下からも子供たちが顔を真っ赤にしながら声を必死に張り上げていた。
「ダレダ―頑張れ!」
「負けるな! ダレダー!」
懸命な子供たちの声援を受けて、ステージの上では仮面ダレダ―が魔法少女と戦っていたのであった。
仮面ダレダ―は魔法少女のくりだす往復ビンタを掻い潜ると、自らの頭の上へと大きく回した掌底を思いっきり前へと突き出した。
「仮面ダレダ―48の必殺技の一つ! 出社三秒でサヨウナラ‼」
そんな手のひらからは高速の振動波が射出され……ているような気がした……
というのも、さきほどからその手はまるでサヨナラをするかのように小刻みに揺れているだけなのだ。
その様子はさながら仕事を投げ出して、今にもバックレようとする新入社員。
「仕事サボって、さ~せ~ん♪」
だが、魔法少女も負けてはいない。
ダレダ―の攻撃を予期していたのか、そのピンクの唇はニヤリと笑う!
「職務放棄は即死刑‼」
いつの間に着替えたのか知らないが、魔法少女の衣装はOL風のピッチリとした制服にコスチュームチェンジしていた。
魔法少女、いやOL風の美少女がメガネの縁を中指で押し上げると、いきなり仮面ダレダ―に向けて一枚のコピー用紙を突き出した。
「お前は既に有給休暇をすべて消化済みだぁぁァァ!」
突き出されたコピー用紙から発射された無言のプレッシャーが、今まさにステージから飛び降りようとしていた仮面ダレダーをぶちとばす!
バキ―ン!
会心の一撃ぃぃぃぃ!
瞬間、仮面ダレダ―のHPが活動限界のレッドゲージまで一気に減少した。
――な……ん……だ……と!
そんなものすごい衝撃を受けた仮面ダレダ―はガクリと肩を落とし、ついにステージの上に膝にをついてしまった。
子供たちと一緒にショーを見ていた大人たちなら、きっとこう思うだろう。
――おいおい……これはかなりのダメージだぞ……
――恥ずい……これはかなり恥ずい……
――というか、有給、全部使ったのかよwww
「俺なら、再・起・不・能wwww」
だが、子供たちにとって仮面ダレダ―はヒーローなのだ。
「負けるなぁぁぁぁぁ! ダレダぁぁぁぁぁぁ!」
ヒーローは不滅!
ヒーローは不敗!
「ダレダ―頑張れぇぇぇぇぇ!」
そんな子供たちの声援が、いままさに挫けそうなダレダ―の心を奮い立たせる。
――そう……俺はまだやれる……まだできるはずだぁぁぁぁっぁ!
なぜらなら俺は仮面ダレダ―1号!
悪に改造されし男!
膝をついたダレダ―の体が雄たけびと共に起き上がった!
「うぉぉぉおぉおおぉ!」
仮面ダレダ―! 復・活ぁぁぁぁぁつ!
「仮面ダレダ―48の必殺技の一つ!」
満身創痍の仮面ダレダ―は大きく右手を振り上げて渾身の一撃を放った。
「父ちゃんが魔人騎士に襲われて死んだので、忌引きびき休暇をプリーズギブみ~!」
「おぉぉぉぉ!」
この攻撃には観戦していた大人たちが驚いた。
――その手が有ったか!
たいていの会社では忌引き休暇は有給休暇とは別勘定なっている。少なくともウチではそうだ!
既に有給休暇が尽きていても、親が亡くなったとあれば忌引き休暇を請求できるのである。
だが、すかさずOL風美少女のカウンターパンチがダレダ―の顔面にはいった!
「お前の父ちゃんは! すでに3回死んでいる!」
「しまったぁぁぁぁぁぁ!」
バキ―ン!
再び会心の一撃ぃぃぃぃ!
ステージの空に放物線を描く仮面ダレダ―の体。
どシーン!
そんな体が、ついに地に沈んだ……
というか、お前! この「忌引き休暇」を3回も使ったのかよwww
すでにそんな仮面ダレダ―を見る大人たちの視線は白く冷たい。
ヒーローは不実
ヒーローは腐敗
真っ白な正義など、この世にありはしない……しないのだ……
そんな真実を知るということが大人となるということでもある……
今、仮面ダレダ―ショーを見ている子供たちも、そのうち気づく時が来ることだろう……
子供たちよ……大きくなれ!
仮面ダレダ―の屍を超えて、大きく育つのだ‼
「破れたり! 仮面ダレダ―!」
魔法少女がさっとOLのピチピチスーツを脱ぎ捨てると、蝶のメガネをかけたミニスカートのボインの女の子が現れた。
あれ? この娘は、もしかして……
「父ちゃんじゃなく……母……」
と言いかけた仮面ダレダ―の顔面に大きな白いパンツが飛んでくる。
「怪盗マネー48の必殺技の一つ! 岩清水!」
怪盗マネーのヒップアタックが仮面ダレダ―の顔面に炸裂したのだ。
そのまま倒れ込む仮面ダレダ―と怪盗マネー。
ミニスカートの下の白きパンツが仮面ダレダ―の顔面を押しつぶしていた。
この姿はまさに江戸四十八手の石清水!
女性が男性の顔にまたがってペロペロしてもらうというアレである。
しかし……残念!
仮面ダレダ―は仮面をかぶっているため、なめまわすことができないようだった。
「貴様ぁァァ! 仮面ダレダ―2号改造計画はどうしたぁァァ!」
怪盗マネーが怒声をあげながら股に挟んだダレダ―の頭をボコボコと殴っていた。
だが、仮面ダレダ―は仮面をかぶっているため、その拳はダレダ―にダメージを……
与えてた……
今やフルフェイス張りの頑丈そうな仮面ダレダ―の仮面がボッコボコ!
そう、怪盗マネーの両手には分厚いメリケンサックがつけられていたのだ。
しかもご丁寧に三重がさねwww
そんなメリケンサックが怪盗マネーの怪力で何度も何度も叩き込まれているのである。
いくら頑丈な仮面ダレダ―の仮面であっても、そうそう耐えきれるものではない。
「この仮面はクロト様に作ってもらったもの……この仮面がなくなったら……俺は……俺は……イグゥゥゥ……」
その打撃に耐えるダレダ―はパンツの下で悲痛なあえぎ声をあげていた。
「そんなもん知るか! ボケ! 死にさらせぇぇえぇ!」
うぅ……
誰も評価してくれないのです。
誰もフォローしてくれないのです。
そんなに面白くないのでしょうか……マジでへこんでおります。
現在進行中のお話!
推敲に推敲を重ね、下ネタに磨きをかけている一品でございます。
取り違えられた愛!
その愛の行方はどうなるのか?
えっ? そんな感じの話ではない? いや、そうなんだって! これは!
タダノ物語~本社から追放された課長が、旧友の仇をココで打つ!ざまぁ見さらせ!クソ部長!
星評価もらえるとモチベーションが上がります。
最初のページの★を押して星を付けるだけでいいんです。別にレビューは書かなくても大丈夫です。評価されますので。
これで、作者ヘのエサやりは完了です。
あすから、馬車馬の如く、バシバシ小説書いていると思います。
レベル上げなんてかったるい!異世界の担当女神は配達員!スマホ片手にブリーフパンツの変態勇者(自称)と無双する!なぜか幼女がゾンビになっちゃったのでテイムしたら保険金目的で殺されそうなんだって!復讐よ!
★をくれぇぇぇぇぇぇえ!
だれか星をくれぇぇぇぇぇぇえ!
星をくれたらこの小説がカクヨムのTOPページに、ほんのわずか! 本当にほんのわずかな時間だけのることができるんですぅぅぅ
もうね……それぐらいしか希望がないのよ……私。
だからね、笑ってないで星をくだちゃい……
題名はこんなのだけど、エロは全くないからね! 全く!
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相互の読者登録を希望される方、お手数ですがコメント欄に記入をお願いします。
当方、時間が取れず、すべて巡回することができません。
そのため読者登録をされてもまったく気づきません!
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すぐに、こちらも読者登録させていただきます。
当然、それ以外の方も書き込んでいただいてOKです。
申し訳ございませんが、お返しのコメントは書き込みません。
ただ、コメントはしっかりと読ませていただいています。
そのうち、本文中で、勝手に引用させていただくかもしれません。
その時はご了承ください。