令和6年3月29日の昼飯

本日、食したカップラーメンはこちら!

 

東洋水産
マルちゃん
「ごつ盛り ソース焼きそば
麺130g大盛
キュピーからしマヨネーズ入り

 

だぁぁぁぁぁぁ!

早速! いただきます!
 
ちょっと、今日はいろいろと忙しいのでブログを書く暇がマジでございませんwww
 
 
 

令和6年3月28日の昼飯

本日、食したカップラーメンはこちら!

 

東洋水産

マルちゃん

勇者キクチ監修

「QTTA 勇者のキーマカレー味」

 

だぁぁぁぁぁぁ!

早速! いただきます!
 
キクチで思い出した。
この前小説を書くにあたってコンドーさんの多い県を調べたんですよ。
どこだと思います。
愛知県! 県内に78,000人いらっしゃるらしいんです。
 
でもって、今回のこのキクチ。
調べてみました。
菊「地」で一番多いのは東京都で約23,000人。
ほとんどが東北地方に偏っているようです。
 
で、菊「池」になると
一番が岩手県29,500人で、次いで東京の21,800人となるようです。
コチラも東北地方に偏っているようですね。
 
キクチ姓のもとは『現熊本県である肥後国菊池郡が起源(ルーツ)である、中臣鎌足天智天皇より賜ったことに始まる藤原隆家流と称す。』だそうです。
確かに熊本もないわけではないのですが、なぜか関東よりも東でメジャーになっているようですね。
不思議です。
 
ということで、今日も文字が埋まったことですので、「コンドー」つながりのお話を。
 

kakuyomu.jp

 

 そんな時、積みあがった木箱の上から高らかな笑い声が響いてきた。

「わはははははははは! 見たか!デスラーの科学力を!」

 そう! この攻撃こそ!デスラー総統から放たれたものだったのである!

 って、あのデスラーにこんな芸当ができたんかいな!

 

 まぁ、確かにデスラー本人が一番驚いていたのだwww

 ――ま、まさか、私にこんな力があったとは……まぁ……天才とはいついかなる時もその才能をひけらかさないものだからなwwwwわはははははははは! 

 

 というのも、このほんのちょっと前、サンド・イィィッ!チコウ爵がアジャコンダに追いかけている時のことである。

 その様子を見たデスラーはとっさに思ったのだ。

 ――サンド・イィィッ!チコウ爵が危ない!

 せっかく作った第三世代の融合体。

 こんなところでつぶされてしまってはもったいない。

 まだ、朝食のサンドイッチを彼に作らせていないのだから。

 だからこそ、サンド・イィィッ!チコウ爵を救うためにもう一度デスラー砲を発射しなければならないと考えた。

 考えたのだが……

 デスラー砲のトリガーは手元にあれども、その発射砲がないのである。

 そう、このままではデスラー砲は撃てない……

 ――ならば、どうすればいいというのだ!

 デスラーは焦った。

 だが、腐ってもツョッカー病院の副院長、そして、融合加工コンテストの審査員長を務める男である。

 だから、頭はキレる!

 キレっキレっにキレるのだ!

 ――わはははははははは! 砲塔がないのであれば、別の砲塔を用意すればいいだけではないか!

 実に単純な話!

 今やズボンをはいていないデスラーの下半身にはビンビンになっているタコさんウィンナーが砲塔を上下させながら今か今かと発射の合図を待っていたのである。

 ならばと、タコさんウィンナーのもつ砲塔をアジャコンダに向けた。

 そして! 満を持して! デスラー砲のトリガーを引いたのであった!

 

 カス……

 

 しかし、デスラーの熱い思いとは裏腹にタコさんウィンナーの砲塔からはデスラー砲は発射されなかった……

 ――そんな馬鹿な!

 ためしにトリガーを何度も引いてみたが、やはり出ない……

 ――なぜ? 砲塔の違いのせいなのか? いや、そんなことはない! 万物皆共通!穴兄弟

 これにはデスラー自身もあせった。

 ――年か? やはり年のせいか?

 一瞬、そう思いもした……だが、昨日の夜は、部屋中に貼ったお登勢の桜吹雪をみながら発射に成功していたのである。

 ――ならば何が違う! 昨日と今とで何が違うんだ!

 おそらく何らかの発射条件が欠落しているにちがいない。

 それさえ分かれば……それさえ分かればデスラー砲を発射できるはずなのだ。

 瞬時に、昨日の状況を思い起こしたデスラーは、ハッと気が付いた。

「そうか! コンドウさんか!」

 古代でも島でもなくコンドウさん!

 あれ? 宇宙戦艦〇マトにコンドウさんなんて出てきたっけ?

 確かに新選組の名前は多く出てきたけど……近藤勇はいなかったような……あっ!榎本勇か! どうやら、榎本武揚近藤勇を合体させたようである。なるほどwww

 って、この話となんか関係あるんかい!

 えっ? まったく関係ございませ~んwww

 それなら一体何だというのだ!

 もうwwwコンドウさんと言ったらコウドウさんですよ!

 そう、男女の交わり、いや、今はそう言ってしまえば性差別になるのだろう。だって……男と男の交わりだってあるのだから。

 では!言い直そう! 人と人との交わり……いや待てよ……中には羊やらロバやら車のマフラーやらを対象にする人もいるというではないか。

 ええい! もう面倒だ! コンドウさんとはHをするときの頼もしい味方である!

 もう一度言う! Hである!

 そして、そのHの前には何が存在しているか!皆さんはご存じだろうか?

 そう!アルファベットでHの前に表記されるのはGである!

 だが、今回は「ジー」とは発音せずに「ジイ」と発音してくれたまえwww

 

 古今東西……Hにたどり着くことができなかった男はGにすがるのだ……

 だが、Gのやり方一つにしても千差万別!人それぞれ!人の個性というものが現れるものである。

 いうなれば、それはGを通した自己表現といっても過言ではないだろう!

 

 で!

 

 このデスラー……当然ながら今までの人生で一度もHに行きついたことがない寂しいジジイである。

 だからこそ、夜な夜な部屋中に貼ったお登勢のポスターを見ながらGを行っているのだ。

 だが、年を重ねるうちにGも初代GンダムからユニコーンGンダムへと進化を果たしていた。

 

 おそらく、読者の中にはユニコーンGンダムを知らない人もいるだろう。

 ウィキペディアによると、

『フェイスガードの被覆によってツインアイの露出域が非常に細いことが特徴となっている「ユニコーンモード」で運用される。NT-Dシステムがニュータイプを感知することによって機体のリミッターが解除され、全身の装甲が展開して内部フレームが拡張し、ブレードアンテナがV字型に展開してフェイスガードが頭部に収納されてガンダムタイプの顔が現れ、真の姿「デストロイモード」に“変身”する。』

 と記載されている。

 要は通常時においては全身を薄い装甲によって覆っており、一旦、暴れん坊モードに入るとその装甲を脱ぎ捨てるのである。

 そう、何をやいわんや! デスラーのGもユニコーンモードなのだwww

 夜な夜な、デスラーの持つタコさんウィンナーの小さな砲塔をコンドウさんの薄い皮膜が包み込む。

 そして、壁に貼られたお登勢という恋焦がれる敵を前に一戦、一戦、交え始めるのだ。

 これこそが大人の戦い! コンドウさんを買う事が出来な子供には到底真似することができない戦い方である。

 というか……本来、コンドーさんの職業は性感染症を防止するという尊い仕事のはず。

 粘膜同士の接触による性病を防ぐのがその役割のはずなのだ。

 だが、壁に向かうデスラーは一人で戦っている。

 当然、そこに恋愛の情を募らせる相手などいやしない。

 となれば、この状況でコンドーさんの出番などありはしないのではないだろうか。

 だが、それでもなぜか、デスラーはコンドーさんによって砲塔を覆うのであった。

 それは……大人のたしなみ……発射されたデスラー砲で壁のポスターが汚れないようにするという気づかいなのかもしれない……

 だが、本来、その程度の事であればティッシュで事足りる。

 そんなことはデスラーにも分かっている。

 分かっているのだが、デスラーはツョッカー病院の副院長!

 金はある!

 しかも、この上、デスラーという男……お登勢以外に趣味という趣味がないのだ。

 そして、そのお登勢といえば大銅貨5枚!(500円!)の連れ込み宿「ホテルニューヨーク」で働いているのは周知のとおりである。

 だから、一か月、毎日通ったとしても大銀貨1枚と銀貨5枚(1万5千円)の計算で十分。

 ツョッカー病院の給料からそれを支払ったとしても、毎月、大銀貨3枚(3万円)は残る計算なのである……って、普通の週休二日の時給換算したら大銅貨3枚(300円)以下wwwwタケシの時給よりも安いやないかい!

 

 まぁ……それはさておき……

 本来、ホテルニューヨークに毎日通っていればデスラーはG行為などする必要はないはずなのだ……

 だが、あのお登勢にしてデスラーは出禁を食らっていたのである。

 というのも、毎度毎度、お登勢に「妖精の蜜」で作られたホレ薬を飲まそうとしていたのである。

 ちなみに「妖精の蜜」はレアアイテム中のレアアイテム。

 騎士の門の中にある妖精の村でしか作られない貴重なものなのである。

 そんな貴重なものでも治療のためという名目で病院には優先的に供給されていたのだ。そんな貴重なものをデスラーは私的にくすねて、ホレ薬にしていたのであるw

 だが、対するお登勢は北斗シイタケの伝承者!

 そんなホレ薬など飲んだとしても、鼻をつまんでフンとすればあっという間に枝垂桜のように垂れさがった乳から放出されるのであるwww

 そして、余った片乳でデスラーのタコさんウィンナーの砲塔をビシっとシバキながら「フン! そんなものが私に効くと思っているのかい!」と、鼻で笑うのだ。

 だから、何度、試そうともお登勢デスラーにホレることはなかった。

 その回数……ゆうに数十回……その使った妖精の蜜の時価……大金貨にして数千枚(数十億円)www

 あほや……コイツ……絶対!アホや……

 というか、数十回ってシツコイ!

 確かにシツコイのだが……その程度のことぐらいで、懐の深いお登勢がキレることはなかった。

 だが……しかし……ある時……デスラーお登勢の逆鱗に触れてしまったのだ。

 そう、ホレ薬を間違って他の女奴隷のコップの中に入れてしまったのである。

 当然に、その女奴隷はデスラーに夢中になった。

 そして、事もあろうか、ホテルニューヨークから足ぬけしたのである。

 だが、ここは吉原よりも厳しい奴隷宿……

 当然に連れ戻され……その命を落とした……

 その様子を見るお登勢は奥歯をかみしめる……というのも、奴隷であるお登勢にできることなど何もありはしなかったのだ。

 だが、お登勢にとってホテルニューヨークの仲間は家族も同然……

 自分の命よりもはるかに重い……

 そんな大切にしている仲間の命が消えたのだ……

 しかも、その死の原因がデスラーのホレ薬であると知ったとしたら……お登勢の激しい怒りは想像に難くない……

 そんなもので、デスラーは壁に貼られたお登勢に向かってG行為をするしかなかったのである。

 

 今にもデスラー砲が発射されそうになる暴れん坊!

 そう!ユニコーンGンダムでいえば、NT-Dシステムがニュータイプを感知することによって機体のリミッターが解除され、全身の装甲が展開して内部フレームが拡張している状態!

 デスラーの砲塔もまた、コンドーさんに覆われ固く拡張していた!

 そして、満を持してデスラーはコンドーさんという名の薄い装甲の付け根をもって一気に引きはがそうとする!

 だが、仕事熱心なコンドーさんは引き剝がされまいと懸命に頑張る!

 はがれろおぉぉぉぉぉぉぉ!

 いやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

 だが、ついに伸びきったゴムが勢いよくはねるとともに小気味のいい音を響かせたのだ。

 ビシっ!

 そして、ついに真の姿「デストロイモード」が現れたwww

 ドビュッシー♪ 

 今や、奏でられたメロディとともに、壁に貼られたお登勢のポスターからは飛び散った白花粉がゆっくりと垂れ落ちていたwww

 って、大人のたしなみはどこに行ったんだよwww

 えっ? 大人のたしなみ?

 何言ってんですかwwwコンドーさんはお登勢の乳ビンタの代わりですよwwww

 そう、お登勢の事を忘れられないデスラー

 G行為を重ねても、あの感触が忘れられなかったのだ。

 あのビシっと乳でしばかれる感触を……

 どうやっても、あれだけは脳内で補完することはできなかった。

 そこで、研究に研究を重ねていきついた先が……コンドーさんだったのである。

 そう!これこそが!デスラージGのたしなみなだったのであるwwww

 

 で、これを踏まえて地下闘技場の控室に話を戻そう!

 って、無駄に話が長えよwwww

 

 そう、控室に積みあがる木箱の上でデスラーは気づいたのだ!

「そうか! コンドウさんか!」

 古代でも島でもなくコンドウさんである。

 まぁ、ここまで話した経緯で宇宙戦艦トマトに関係がないことは十分理解していただいたことだろう。

 だがしかし! ココは控室!

 コンドウさんの正体が分かったとしても、そんなものがここにあるわけはない!

 

 ……などと、読者の皆さんは思ったことだろうwww

 

 だが、あるんだなwwwこれが!

 今や、デスラーの足元に転がる正方形の銀袋。

 まるで紙吹雪でも舞散らしたかのようにあたり一面に広がっていた。

 というのも、先ほどアジャコンダが木箱に突っ込んだ際、その箱の中に詰め込まれていた内容物が勢いよく飛び出したのだ。

 そう! この飛び出した銀袋こそがコンドウさん! その人だったのである!

 しかも! 一人や二人などといった数ではない!

 いまや控室のいたるところにコンドウさんが、所せましといらっしゃったのである!

 確認できるだけで、その数……約10万!

 ちなみに近藤さんが一番多い県は愛知県で、県内に約78,200人いらっしゃるらしい。

 という事は……やったぁぁ! 愛知県に勝った!

 We~♪ are~♪ the Champions~♪my~♪friends~♪

 And we'll keep on fighting till the end~♪

 って、クィーンかよ!

 いやいや、彼こそ最後まで戦い続けるライオンキングなのである!

 

 というのも皆さんはご存じだろうか!

 ライオンのオスが一日に発射するデスラー砲の回数を!

 その数、実に50回! 当然、それは1日の発射回数である!

 というか……どれだけ絶倫やねん!

 作者など1日2回で限界だというのに……

 そう考えると、いかにライオンのオスが凄いのかが分かってもらえたと思う。

 だが! 驚くことなかれ!

 年を取ったとはいえデスラーもまたライオンキング!

 一日の発射量はライオンに引けを取らなかったのである!

 

 第653話 デスラーの科学力! より

 

令和6年3月27日の昼飯

本日、食したカップラーメンはこちら!

 

徳島製粉
「金ちゃん ラーメン しょうゆ味」

 

だぁぁぁぁぁぁ!

早速! いただきます!
 
カップラーメンばかり食べていると、何かと体を心配してくれる人が多い。
でも、ご心配なかれwww
これでも、夜はちゃんと妻が作った料理を食べているのだ。
これがまた、野菜やお魚が中心ときている。
昨日などはカレイの煮つけとおひたしとサラダであった。
というか、肉がない!
いや、無いという訳ではないのだが……こちとら毎日、肉を食いたいのだ。
ということで、私は別途、自分が買ってきた半額の肉を焼くのである!
といっても、そのほとんどは子供達に食べられる。
でもまぁ、仕方ない。子供たちは成長期を目前としているのだ。
ココでしっかりと肉を食わせておかないと体が大きくならない!
と、分かっていても、せっかく自分用に買ってきた肉が無くなるのは少々悲しいきがしないでもない。
 
ハイ! 今日は「半額」つながりのお話を
 
 

kakuyomu.jp

 

「ごめんごめん! で、その『ガールズ! アン・ドゥ パンツ、ぁー!』は大丈夫なの?」

 

「フッ! この『ガールズ! アン・ドゥ パンツ、ぁー!』は、未使用の高級パンツであればあるほど、精密射撃で見つけ出すようになっている! それが、どんなに遠くに離れていても攻撃できる! いうなれば駆逐戦車! すなわち、シルク100%! いや、金糸100%のパンツがあればそれに反応するはずなのだ!」

 

「バカね……タカト、金糸100%のパンツなんてそんなの誰がはくのよ! あるわけないじゃない!」

 

 鼻で笑うタカトは、バカにするかのようにビン子を見下す。

「フン! ビン子! お前は知らないのか! 蘭華蘭菊が以前働いていた店の奥、すなわち赤い蝋燭に照らし出された大人のアイテムコーナーにひときわ光り輝く黄金のパンツがあったことを!」

 

「知らないわよ! そんなところ見もしないわよ!」

 

「だから、お前はおろかなのだ! 選り好みせず常に情報を仕入れておかないから、いざと言う時に困るんだろ!」

 

「タカトの場合は、そこしか見てないでしょうが!」

「そ……そんなことはないぞ!」

「なら、その店でお買い得な半額商品がどこに置いてあるのか、言ってみなさいよ!」

「えっ……えーと……トイレの横とか?」

「違うわよ! カウンターの横ヨ! カウンターの!」

「チョ! ビン子! それ普通すぎ!」

「タカト! あんたは、その普通過ぎの事すら知らないんでしょうが!」

「すんません……」

 

 あきれた様子でリンが割って入る。

「タカトさん。馬鹿を言ってないで、その道具を使って出口をさっさと探してください!」

 

 偉そうに命令するリンである。

 だが、そもそも、道に迷ったのはリンのせいである。

 この娘、その事実を理解しているのだろうか?

 いや、たぶんしてないな……

 

 タカトは、仕方なく『ガールズ! アン・ドゥ パンツ、ぁー!』を開血解放した。

 箱の上の戦車砲が勢いよくくるくる回ったかと思うと、ピタリと止まる。

「それ見ろ! ちゃんと反応しただろ!」

 喜ぶタカト!

 しかし、残る三人の表情は何やら暗い。

 指さす方向には洞穴の壁しかなかったのだ。

 

「ダメですね……タカトさん」

 リンはあきれたように言い放つと、また、勝手に歩き始めた。

「ちょっと、リンちゃん! また、勝手に歩くと余計に迷うわよ!」

 エメラルダが制止する。

 振り向いたリンの顔は、ふてくされ膨らんでいた。

「すでに迷っている状況で、これ以上迷うことはありません!」

 確かにそうである。

 

 一方、タカトは『ガールズ! アン・ドゥ パンツ、ぁー!』を小突いていた。

「おっかしいな。イケると思ったんだけどな?」

「ちょっと! タカト、しっかりしなさいよ!」

「血が足りなかったかな? ちょっとビン子、ココに指、押し当ててみろよ!」

「なんで私が!」

「おれ、あの日で貧血気味なんだよ!」

「あの日って何よ! ヘンタイ!」

「何想像してんだよ! 鼻血の日だよ! 鼻血! お前に叩かれて鼻血が出たんだよ! そのせいでこれ以上出血したら失血死してしまうだろ! だから、ビン子、お前が代わりに開血解放してみろよ!」

 いまだ、鼻血を垂らしているタカト。

 そのみっともない顔を見ると少々申し訳ない思いもしないわけでもないビン子。

 ――ちょっと強く叩きすぎたかしら……

 

「分かったわよ……」

 ビン子が『ガールズ! アン・ドゥ パンツ、ぁー!』に指を押し当てた。

 途端、勢いよく回りだす『ガールズ! アン・ドゥ パンツ、ぁー!』!

 そして、ビタリと一点を指し示す!

 

 どぴゅーーーーーん!

 

 戦車砲から白い何かが飛び出した!

「やったーーーーー! ついにイッたぞ! この先に高級パンツがある!」

「タカト! これで帰れるのね!」

 その白きものが飛んだ先へと視線を向ける二人。

 

 目が点。

 

 ………………

 

 …………

 

 ……

 

 そこには白きものでべとべとになったリンが立っていた。

 

「お前! まさか金のパンツを履いているのか!」

「履いてません!」

「見せてみろ! ワシに見せてみろ! よいではないか!」

「あれぇーーーーーー! お代官様!」

 

 成敗せいばい

 ビシっ!

 

 地面に転がるタカトの体

 

 その体から白き魂が抜け出たかと思うと、まるで、あの世を探すかのようにフラフラと目の前の壁に吸い込まれていった。

 

南無阿弥陀仏なむあみだぶつ……」

 直立し、こうべを垂れるビン子かな……

 その合わさる手のひらが、不浄なる魂の成仏を見送っていた。

 

 第516話 成敗! より

令和6年3月26日の昼飯

日、食したカップラーメンはこちら!

 

まるか食品

ペヤング 超大盛やきそば 

 

だぁぁぁぁぁぁ!

早速! いただきます!
 
子供たちも春休みに突入。
いやぁ~大変www大変www
 
というのも、朝から妻と子供たちの喧嘩が勃発しとるわけです。
何とかこれを回避しなければ、毎朝が地獄絵図。
ということで、今日は長男にバスの乗り方を教えてみました。
一度はちゃんと教えておけば、後は自分でできるでしょう。
 
でも、日ごろバスに乗ったことがない私。
久しぶりに乗ってみると、バスの乗車システムがガラリと変わっておりまして……
というのも、私の記憶では整理券を取ってからの現金後払いのバスだったのが、ICカード対応になっているわけです。
って、いまさらICカードって、どんだけ田舎やねんwww
そんな私にとって、ICカードといえば東京の時に使ってたスイカのイメージしかないわけで、その時の感覚を頼りにやってみるわけです。
 
もうね……子供よりも私の方がドギマギ……
バスから降りれた瞬間にはホッと溜息が出ました。
で、子供からひと言。
「バスに乗るのって超簡単やな!」
なんか! 超むかつくんですけど!
 
ちなみに、今回はこの大盛り焼そばを子供と二人で分けて食べております。
えっ? 子供はどこにおるんや?
そんなの職場に決まってるでしょうがwww
空いている席でクルクル回りながらゲームをしておりますわwwww
って、それでいいのかよ?
いいんじゃねwww 誰も怒らないしwwww
 
ということで、今日は「ドギマギ」つながりのお話を。
 
 

 時はそう……大体3時ごろ……

 太陽の位置は頂点を超えたとはいえ、まだ高い。

 そのせいか、そらはアホのように青かった。

 そんな青い空に第六の門の警鐘が鳴り響く。

 

 商店街のガラポン会場を後にしたタカトとビン子は、いつものようにじゃれあいながら権蔵の待つ家へと帰路についていた。

 土がむき出すあぜ道の上、タカトがヒョウタンを口に当てながらビン子をからかうのだ

今泉君……結局、ガラポンの賞品はヒョウタンですか……」

 そのどこかニヒルで嫌味たらしい物言いは腹が立つwww

「何言ってるんですか!古畑さん! ガラポンを引いたのはアナタじゃないですか!」

 このタカトの古いボケにテンポよく突っ込みを入れるビン子ちゃん。

 もう、さすがとしか言いようがないwww

 しかも、腰に手を回しタカトに優しく微笑みかけるのだ。

「別にヒョウタンでもいいじゃない。きっと、じいちゃん。喜ぶよ」

 そう、古来よりヒョウタンとは水や酒を持ち運ぶ水筒として重宝されていたのである。

 酒好きの権蔵のことである。

 当然……

「こんなのじいちゃんに渡したら四六時中、酒飲んでるぞ……というか、このヒョウタン……真ん中に割れ目があるんだよねwwww」

 と、タカトはひょうたんの中を覗きこんでいた。

 そうなのだ……このヒョウタンの中に変声機を仕込むため、プロレス技のバックブリーカーなみの力をかけてヒョウタンのくぼみから真っ二つにたたき割ったのである。

 現在、その割れ目はタカトが所有していたネバっとした白濁の液で固定している。

 だが、ヒョウタンの中に酒でも入れようものなら、その割れ目から潮を吹くように吹き出すことだろう。

 ぷしゃぁぁぁぁぁぁ!

 って、何が噴き出すんだよwww

 もう♡ そんなこと言わせないで♡

 

 でも、それを聞くビン子は後ろ手に手を組んで嬉しそうにタカトに近づくのだ。

「そうかもね。でも、タカトからのプレゼントだから嬉しいんだよ」

 しかし、それでも納得ができないタカトは大きくため息。

「はぁ……やっぱり、アイナちゃんの写真集……欲しかったなぁ……」

 それを聞くビン子が指先でタカトの頬をツンツンとつつくのだ。

「だったら、私がモデルになってあげようか?」

 えっ⁉

 一瞬ドギマギとするタカトは頬を赤らめた。

 ――もしかして、ビン子の水着姿の写真を取れとかいっているのか?

 だが、タカトは巨乳派なのであるwww

 ――ふん! 貧乳のビン子の水着など見てもなにも嬉しくもないわ!

 でも、待てよ……

 貧乳とはいえ……構図さえしっかりとしていれば、それはもはやゲイジュチュと呼べるのではないだろうか?

 想像してほしい……

 ベッドの上でワイシャツだけをまとったビン子が横たわる。

 上から四つほど外したボタンは、貧乳と言えども胸の谷間をあらわにするのだ。

 しかもワイシャツしか羽織っていない下半身は、かろうじてワイシャツのすそでその付け根を隠しているのである。

 そんなビン子が手に持っている太いバイブのようなエビフライの先端をピンクの唇にそっとあてがい、上目遣いで物欲しそうな視線をカメラのレンズに送るのだ……

 こ! これは! もはや貧乳と言えども完璧なエロス!

 だが、ゲイジュチュ家の俺はここで妥協しない。

 そう、ココから俺はビン子のワイシャツに霧吹きで水をかけていくのである。

 ワイシャツからうっすらと浮き出る肌の色。

 汗のように光を反射するなまめかしい太ももの付け根からは一滴の雫が垂れ落ちていく。

 つい先ほどまでこのベッドの上でイケナイ何かをいたしていたかのように頬と唇を上気させておけば、より完璧だ。

 ついでにお尻の下のシーツに、ヒョウタンの割れ目から噴き出してできた大きな輪染みでも作っておくのはどうだろうか。

 完璧!

 えええい! ここまで来たらついでだ!

 唇の端からタルタルソースのような白い液体でも少し垂らしておくか!

 タカトの頭の中でどんどんと出来上がっていく一枚の構図!

 題して!「あなたの大きなエビフライ♡食べさせて♡」なのであるwww

 あああああ!

 もう、想像するだけで! ピィィイィィが!ピィィイィィで!ピィィイィィなのよぉぉぉぉぉ!

 目を血ばらせるタカトは、まるで餓えたオオカミのように鼻息荒くしながらビン子へと近づいていくのであったwww

「エビフライ! いただきま~っす!」

 

 ひぃぃぃ!

 当然、その様子に顔を引きつらせるビン子。

 ――タカトの奴、絶対になんかエロい想像しているに違いないわ!

「もう! 何想像してるのよ! アイナの写真集はワンワンでしょうが! だったら私はニャンニャンの格好してあげるって言っているのよ」

 

 えっ? ニャンニャン

 ニャンニャン……娘々ニャンニャン……

 ネコ娘々ニャンニャン……

 ネコ娘々といえばベッドでごろりと転がり上目遣いでニャーとなく、あのネコ娘々か?

 ありだ! それもありだ! いや、そのコンセプトのほうが断然イイ!

 そうだ、先ほどの構図に猫耳をつけてみよう!

 ついでに猫のしっぽをビン子のお尻につけてみるのはどうだろう?

 貧乳のビン子の事だ、この方がエロ可愛さがぐっとアップする! 間違いない!

「それでもいいぞぉぉぉぉ!」

 と、ついにエロオオカミは目をハートにしながらビン子に飛びかかったwww

 ビシっ!

「何がイイのよ! このエロタカト!」

 だが、飛びつく頭は、その瞬間に正確無比なビン子のハリセンによって、まるでハエでも潰すかのように叩き落されていた。

 地面に思いっきり顔面をめり込ませるタカトは思うのだ……

 ――コイツのこの凶暴性……エロいネコ娘々ニャンニャンではなくて、ゲゲゲの鬼太郎に出てくるネコむすめに違いない!

 ということは……君は鬼太郎ではなくて、ねずみ男で確定だねwww

 

 ツン……ツン……ツン……

 いまだ地面にめり込んだままのタカトの後頭部を誰かが細い棒でつついてくる。

 というか、この状況でタカトをつつくといえば決まっている。

 ――ビン子の奴! ふざけやがって!

 タカトはだんだんと腹が立ってきた。

 ――自分で思いっきりハリセンでシバいておいて……いまさら、心配するのかよ……それなら、最初から叩くな!

 ならば! ビン子を心配させるために、このまま死んだふりをしてやるのはどうだろう。

「タカト死なないで……」

 目にいっぱい涙を浮かべて心配するビン子が言うのだ……

「もう私……二度と暴力なんて振るわないわ……だから、タカト死なないで……」

 だが……そうそう……うまくいくだろうか……

 ――いや無理だ……無理に決まっている……

 あのビン子のことだ……

「死んでないのならさっさと起きなさいよ!」

「はい! 深呼吸! ヒッヒッフー! はいもう一度! ヒッヒッフー!」

 ぐらいのことだろう……

 ――だが……このままじっとしておくのも……なんかムカつく……

 ――大体、しばかれたのは俺のほうなんだ……

 ――そんな俺が、なんで地面に伏してジッとしてないといけないのだ?

 ――ふつう逆だろ!

「タカト……暴力を振るってごめんなさい……」そう詫びるビン子が地に頭をこすりつけて土下座している方が筋なのだ。

 ――この状況なら、誰がどう見たって俺のほうが悪いことをしたみたいみ見えるじゃないか!

 って、タカト君……先ほどの状況、誰がどう見ても君のほうが100%悪いこをしたと思っていますよ……

 だが、納得のいかないタカト君。

 何かビン子を懲らしめる方法はないかと思案しはじめた。

 

 しかし、いまだに……

 ツン……ツン……ツン……

 まるでDr.スランプあられちゃんが道端に転がるう〇こを木の棒でつつくかのようにタカトの頭がツンツンされ続けるのであるwww

 ――俺はう〇こじゃねぇ!

 う〇こ……?

 う〇こ……⁉

 う〇こぉぉぉぉぉ‼‼‼‼

 どうやらタカト君、何かひらめいたようであるwwww

 ――うっしっしwwwww

 地面に顔を突っ込んでいるためよく分からないが、おそらく、いじわるそうな笑みを浮かべていたに違いない。

 

 それでは皆さんに解説しよう!

 さきほどタカトが思いついた作戦はこれであるwww

 まず、イメージしやすいように奴とタカトの位置関係から示してみよう。

 先ほどからタカトの頭をツンツンする棒先は、地面に突っ伏した頭の頂点側から行われているのである。

 ということは、その方向につついている奴の本体があるということなのだ。

 いいかな?

 そして、地面にめり込んでいるタカトの頭をつついているということは、そいつは必ず「う〇こ」座りをしているということなのである!

 しかも!

 今日のビン子は短めのスカートをはいているのだ!

 ならば!

 ここで偶然を装って、勢いよく頭をあげたらどうなるだろうwww

 そう! この至近距離!

 タカトの眼前にはスカートの中の白い丘陵痴帯がはっきりと見えるはずなのだ。

 いや、もしかしたら顔を上げた瞬間に、ついうっかりと丘陵痴帯にぶつかるかもしれないのである。

 ならば!ここぞとばかりにその丘陵痴帯をベロベロと舐めまくってやるのだ!

 白色の布ごしに伝わる汗の味! 

 「いやぁぁぁぁぁ! やめてぇぇぇぇえぇ!」

 とっさに悲鳴を上げるビン子!

 おそらくビン子はあまりの恥ずかしさにスカートを押さえることだろう!

 そう、その時まさにハリセンを振るう暇などないのである!

 どうだ!

 ――この勝負! 俺の勝ちだ!

 ウッシッシ!

 

 ということでwww

 

 それでは今から実際に顔を上げてみたいと思いますwww

 

 3!

 

 2!

 

 1!

 

 

「お~っと! これはうっかりちゃぁ~ん!」

 そんなタカトの脳内の艦橋では檄が飛ぶ!

 艦長! ワープアウトします!

 敵目標! 艦首前方! すぐそこです!

 約7cmペロン式主砲(前部主砲)発射用意! てぇぇぇぇ!

 ベロベロベロ~wwww

「いやぁ~ん♡」

 艦長♡ 0距離攻撃♪ 直♡撃♡です♪

 

 ――なんだこの味?

 この時、タカトは気づいたのだ……

 目の前に広がる赭色しゃしょくの風景に……

 それはふっくらと可愛い丘陵痴帯というより、もっこりと大きな男山。

 しかも、その山の峰にそって舌を這わしたタカト……

 ――この味……確かに記憶がある……

 とたん、口の中に広がるおやじ臭……

 ――しかも……俺の記憶が確かなら……俺は昨晩もこの匂いになれしんだ記憶がある……

 アイナちゃんの写真集を前にして行った神聖な奉納の儀式。

 少々ため込みすぎたせいなのだろうか? いや逆に、毎日頑張りすぎてミノフスキー粒子の濃度が少々薄まったせいなのだろう……その夜のティッシュ三枚重ねの装甲を簡単に貫通してきたのである……

 ――さすがは連邦の白い悪魔

 だが、今晩はビン子からパクった四枚目のティッシュがある!

 これさえあれば白い悪魔ビームライフルは防ぎきるはずなのだ……

 これでもう、手についたベトツキを気にすることなく白い木馬ならぬ白いベットに帰還することができるのである。

 そんな白い悪魔のベトツキにも似たような香り……

 いや、白い悪魔そのもの味わい……

 事をすました後、手を洗いに行くのが億劫なタカトだからこそ分かるのだ!

 目の前に広がる赤い布の向こうにいる奴の存在を!

 確かにいる! 奴がいる!

 ――シャァか!

 この舌越しに伝わるザラザラとした感覚!

 ピキーーーーン! 見える! ときが見える!

 ニュータイプにも通ずる研ぎ澄まされた感性!

 そんな感性が、タカトの脳内に奴のイメージを映し出す!

 ――コ! コレは!  ╰⋃╯コレ!

 なんでやねん!

 

 第46話 激闘?福引会場?(25)老人から託された思い より

令和6年3月25日の昼飯

本日、食したカップラーメンはこちら!

 

日清

クリーミー豚骨SEAFOOD BIG

豚骨のコクがきいた濃厚シーフード

 

だぁぁぁぁぁぁ!

早速! いただきます!
 
先日、コメント欄に「昼飯はコレだけ?」という意見をいただいた。
 
答えから言うと、昼飯はカップラーメンだけである。
他に野菜やおにぎりといったものすら何も食べることはない。
確かに、カップラーメンはカロリーが低い。
そのため、腹が減りやすい。
だから、一昔前までは2個食べていた。
 
だが……しかし……
最近、2個食べることも無くなった……
年のせい?
いや違う。
ならば、お値段が高くなったから?
それも、違う。
要は、時間がないのだ。
一個食べてから、そのあともう一個食べるとなると、無駄に時間を浪費してしまう。
そうこうしているうちに、電話が鳴りいの、メールが来いのと仕事が来るのだ。
忙しいことはいい事なのだが、少しはゆっくりとさせて欲しい。
まぁ、残業もすることなく定時には速攻で帰るので、これはこれで致し方ない。
 
ということで、今日は「おにぎり」つながりのお話を。
 

kakuyomu.jp

 

 ハヤテは次の瞬間、咄嗟に入り口から外に飛び出していった。

 慌ててそれを追いかけるビン子。

「どうしたのハヤテ?」

 ハヤテは家の外で唸り声をあげているのだ。

「オイオイ! ウンコか? ダメだって! ウンコなら家の前でするなよ! 森の奥でやって来いよ! 森の奥で!」

 タカトは、外に出るなり怒鳴り声をあげた。

 だが、ハヤテは、そんなタカトには目もくれない。

 低い姿勢のままで歯をむき出し、目の前に広がる森の茂みを威嚇している。

「タカト! 下がれ!」

 入り口の影にピタリと背をつけ外を伺うミーアが叫んだ。

 いつの間にかその手には、商品棚に並んでいた一振りの剣が固く握られている。

 そして、その反対側のドアの影には剣を構えるリンの影。

 森の奥を睨み付ける瞳には一分の隙もない。

 だが、その表情にはうっすらと脂汗がにじみ始めていた。

 

 ミーアが強く唇をかみしめる。

 ――こんな強い殺気に……今まで全く気付かなかったなんて……

 リンと再び会えたことに油断していた?

 いや違う、リンですら気づいていたなかったのだ。

 そして、半魔の犬のハヤテでさえ、つい先ほどまで何も気づかずあくびをしていたのである。

 それが、いきなりふって湧いて出たかのように恐ろしい殺気が沸き起こったのだ。

 何かが森の中で生まれ出たのであろうか?

 違う……

 これは人が持つ闘気。

 いやそれ以上の……覇気!

 おそらく、数時間前、いや、もしかしたらそれ以上前から息をひそめて森の中に潜んでいた。

 そして、タカトたちが戻ってきたのを見計らい、わざと覇気を発しているのだ。

 なら……これは誘い?

 いや……警告?

 いつでも、お前たちを殺せたんだという脅しなのか?

 ――バカにしやがって!

 

 一方、タカトとビン子は突然ミーアに怒鳴られたことが全く分からなかった。

 目の前の茂みから発せられる覇気にも全然気づいてない様子。

 呑気だねぇ……

 二人は、唸るハヤテとドアの陰に隠れるミーアたちを交互に見比べる。

 タダならぬことが起こっていることはなんとなく理解できたが、それが何なのかは分からない。

 ただただオロオロするばかり。

 そんな二人の前の茂みがガサガサと揺れはじめた。

 茂みから出てきた声の主。

「やっぱり朝飯はにぎり飯だな! お前たちも食うか?」

 不躾にタカトたちへと突き出される大きなおにぎり。

 

 ――そういや俺、朝飯食べてなかったな!

 タカトは嬉しそうに手を伸ばす。

「えっ! 食べていいの?」

「あぁいいぞ! 朝飯食わないと力でないからな!」

 声の主は、口の周りに米粒をつけたまま豪快な笑い声をあげた。

「それじゃ、さっそく!」

 全く警戒心の無いタカト。

 がぶりと一口。

「うめぇぇぇぇぇ!」

 むしゃぶりつくタカト。

 久方ぶりの白飯である。

「ビン子、これマジでうめぇぞ! 食うか?」

 食べかけのにぎり飯を見せびらかす。

 だが、ビン子の瞳はおびえていた。

 ――怖い……

 覇気に押された?

 いや違う。

 ビン子が見つめる先には、その男が映っていたのだ。

 均整の取れた体。

 束ねられた長い黒髪。

 そして、美しいまでの黒い瞳

 だが、その声の主である男の目は笑っていない。

 はつらつとした声とは裏腹に、冷たく鋭く、そして静かに恐ろしいほどの光を発し続けているのだ。

 

「タカト! そこをのけ!」

 その声を合図にするかのようにミーアが飛び出した。

 ――先手必勝!

 それに続くリン。

 疾駆する二人の体。

 二人の呼吸はピタリと合った。

 男の目の前で交差する二つの影。

 その速きこと風のごとし!

 ただの魔装騎兵ごときであれば、おそらくその瞬間にミーアたちの姿を見失っていたことだろう。

 

 だが、握り飯を食らう男は、不敵な笑みを浮かべながら腰に携えた剣の束に手を当てた。

「おもしろい……」

 白竜の剣が白き肌をのぞかせた。

 

 天から降り下りるリンのけん

 地から打ち上がるミーアのつるぎ

 まさに挟撃の一撃!

 

 だが、その剣撃は弾かれる。

 男の周りに白き円が描かれたかと思った瞬間に、ミーアとリンの体が吹き飛んでいた。

「安心しろ……みねうちだ……」

 地をこするミーアの膝。

 ――チッ! コイツ……ただ者じゃない……

 リンとの絶妙のコンビネーションアタック!

 今まで、これでうち漏らした敵などいやしない。

 それが、どうだ……

 アイツのたった一振りで、いとも簡単にこうもいなされるとは。

 ――こいつ……やはり、騎士か……

 

 そう、目の前に立つ男は、第七の騎士一之祐。

「はぁ……やはり魔人が潜んでいたか……まいったなぁ……」

 一之祐の目がいつにもなくまじめにミーアをにらんでいた。

 

 ――これはかなりまずいね……

 ミーアの額から脂汗が垂れ落ちる。

 ココは聖人世界の融合国。

 魔人世界とは違うためミーアの神民スキルの魔獣回帰も使えない。

 しかも、相手が不死の騎士となると、勝利の目は全くない。

 ……どうする……

 辺りを伺うミーア。

 茂みの奥にあと一人ほどの気配。

 だが、それ以上の気配は存在しない。

 このままここで闘えば、タカトたちを巻き込むことは確実。

 なら……ここは逃げる一手。

 だが、相手は騎士。

 簡単に逃がしてくれるとは思えない。

 

「逃げてください! お姉さま!」

 叫ぶリンは、一之祐に突っ込んだ。

「こいつが狙っているのはお姉さま自身! なら、私が足止めします!」

 回転を伴ったリンの剣が地面をこすって斬り上がる。

「しねぇぇぇ! お姉さまに仇なす、このカスがぁァァァァ!」

 メイド服のスカートが、散り急ぐ花のように遠心で広がっていく。

 ほんの一瞬でいい……

 ほんのわずかな時間でいい……

 ミーア姉さまが逃げる、ほんの一瞬!

 お姉さま……

 お姉さま……

 リンはお姉さまに出会えて幸せでした……

 

「リン! ダメだ!」

 ミーアは叫んだ

 
 

令和6年3月22日の昼飯

本日、食したカップラーメンはこちら!

 

サンヨー食品

サッポロ一番

「みそらーめん」

 
だぁぁぁぁぁぁ!

早速! いただきます!
 
この紙ブタに表示されているポケモンの電子レンジ調理機プレゼント……応募方法が少々不思議www
まあ、メーカー側がいいというのであれば、門外漢の私が言うことではないのだがwww
 
というのも、このプレゼント企画、web応募とはがき応募とがあるのだ。
web応募は対象商品を購入したレシートを写メでとって送るというもの。
このやり方、東ハトキャラメルコーンでもあったので、web応募では普通なのかもしれない。
で、はがき応募はというと、対象商品のバーコードを必要枚数貼って応募できるのだ。
 
ということは……
レシートでweb応募した上で、はがき応募すれば2回応募できるということなのだwww
 
さらに袋麺だと、なぜか、もう一回応募チャンスが増えるのだwww
5個入りの袋麺はご存じだろうか。
当然、レジを通らないといけないため、5個をまとめたパッケージにバーコードがついているのである。
この外袋のバーコード1枚で応募が可能なのだ。
しかも! 中に入っている個別包装にもバーコードがついている。
この個別単品の袋麺の場合、3枚のバーコードで応募ができるのだ。
 
ということは、袋麺を購入すれば、最大3回の応募チャンスがあるということになる。
もしかして、これは、袋麺を買え!というメーカー側のメッセージなのだろうかwww
 
ということで、今日は「メッセージ」つながりのお話を

 

kakuyomu.jp

 

 優子とヤドンは、オタンコナッシーの街の本通りを脇に入り、暗い路地裏を進む。

 地図を片手に、その指し示す道をヤドンがてくてくと歩いていく。

 優子はヤドンの後ろを三歩下がって歩いていく。まるで、古ぼけた日本女性のように、しずしずとヤドンに付き従っている。まさに、大和撫子! 変態といえども男であるヤドンを立てようと言うのであろうか。

 いやいや、そんな考えは全くない。今、優子の頭の中は、目の前のヤドンをどう排除すべきかの作戦を考えていたのだった。

 

 作戦はこうだ。

 まず、ムンネディカのアジトを見つける。

 そして、ヤドン一人で殴り込ませる。

 その間に、優子が建物の中にMegazonで購入した強力な爆弾をセットする。

 ヤドンがムンネディカをやっつけようが、やっつけまいが、一緒に爆破。

 

 そう、これは不慮の事故なのだ。決して裏切りではない。

 

 優子の目がいやらしく笑う。

 これで巨乳もスマホも私の物、しかも、経験値大量ゲットだぜ!

 

ヤドン! ちょっと待って! 今のうちにMegazonで武器を購入しておくから」

「そうか、優子もやる気だな」

 

 優子は、そういうと、スマホを鬼のようなスピードでスワイプし始めた。

 時間は5分

 時限爆弾と、経験値アップドリンク、それと、Fサイズのブラ、もしかしたらのためにGカップとHカップも購入しておこう。それぞれの替えが3つは欲しい。バストケアクリームもいるわね。うーん、このセーラー服だと胸が強調できないわね。服も買い替えるか……

 と言うあたりで、5分経った。

 画面がブラックアウトすると、いつも通りのメッセージが表示される。

 

『一日使用量に達しました。現在、オフラインです。明日のご利用、お待ちしております megazonネット』

 

 くそ!

 服はまた今度にするか!

 うん? そういえば服ぐらいなら、スクールバックの中に入っているかも……

 しまった、なんで気づかなかったんだ……私っておバカさん! テヘ

 次の瞬間、けたたましい音がすごいスピードで近づいてきた。

 

「ハァハァはぁ……おまたせしました!megazonでーす。コチラニ受け取りのサインをお願いいたします」

 女性配達員のアルバイトしている女神プアールがママチャリに乗って現れた。

「ちょっと今日は多いので、ひとつずつ渡しますね」

 プアールは自転車の前かごをゴソゴソと探った。

「まずは、経験値アップドリンクが1つと……バストケアクリームも1つ……次に、Fカップ、Gカップ、Hカップのブラが各4枚、えーっと、それから、時限爆弾が1個……以上になります」

 

 ヤドンが冷たい目で見ている。

 武器を買うと言って、なぜブラなんだ、しかも、ご丁寧に3つのサイズを取り揃えて。こいつ、絶対、報酬の『ムネもりもり移植術』を狙っているな。

 

 優子はプアールが手渡した商品を胸いっぱいに抱きながら、苦情を呈した。

「ちょっと待って! 時限爆弾は4つ頼んだはずよ! なんで1個しかないのよ?」

「えぇぇ……私間違ってないですよ。だってほら、注文書に1って書いてるじゃないですか」

 注文書を確認する優子

 しまった!替えブラに気を取られて爆弾の個数を1にしたままだった。

 間違えた。

 このままでは、前と同じで、仕留めそこなうかもしれない。

 焦る優子。しかし、もうmegazonネットは使えない。

 

「私、ちゃんと4って入力したわよ。システム壊れているんじゃない」

 優子は咄嗟に、megazonのせいにしようとしたようである。

 

「えーーーーっ! そんなこと私に言われても困りますぅ」

 うろたえる女神プアール。

 その様子を見ていけると判断した優子は、更に強気に出た。

「責任者出しなさいよ! 責任者!」

「えーーーーっ! クレームですか……また、怒られちゃうな……」

 プアールは仕方なしにポケットから黒電話を取り出した。

 

 ジーコジーコ

 プアールが番号を回す音が静かに響く。

 

 そして、黒電話を左手に持って後ろを向き、何やら呟いている。

「スミマセン! スミマセン! タダノ課長! いまモンカスからクレーム受けてしまって、そうなんです。個数が足りないのはmegazonのせいだって……はい……はい……そんなぁ……分かりました。そういう風に言ってみます。はい。はい。ありがとうございます」

 ガチャ、チン!

 

「本社に確認したところ、数量の間違いはないそうで……お前の頭のネジが足りないんじゃボケ! とのことだそうです」

「なんですって!」

「私じゃないですよ! 私じゃ! 本社の方がそう言えって! じゃないと今日のアルバイト代は払わないって言うんです。今日のアルバイト代が入らなかったら、わたし、お水、止められちゃうんですから……」

「もういいわよ! megazonってクソね! クソ! カスタマーサービスがなってないわ!」

 

「知らないですよ……megazonの悪口言って」

 プアールが意地悪そうに笑った。

 

 第29話 魔女ムンネディカ(1) より

令和6年3月21日の昼飯

本日、食したカップラーメンはこちら!

 

東洋水産
マルちゃん
「ごつ盛り コク豚骨ラーメン」
麺90g大盛

 

だぁぁぁぁぁぁ!

早速! いただきます!
 
寒っ!
めっちゃ寒っ!
 
なんや!今日のこの寒さは!
もう春になってあったかくなったと思ったら、いきなりこの寒さかい!
 
まぁ、三寒四温
三歩進んで二歩下がる。
こうやってだんだんと春めいてくるのでしょうが……
とにかく寒い!
寒いんだぁぁ!
 
こんな時こそ、あったかいカップラーメンwww
ホッと落ち着きますわwwww
 
ということで、今日は「三歩進んで」つながりのお話を。
 

 融合国の中心にそびえる大門。

 その大門の周囲には、美しい街並みの神民街が広がっていた。

 そんな神民街を四階建ての高さほどの城壁がぐるりと取り囲み、その外側に広がる一般街と区分する。

 神民街へ入るには城壁に設けられた八つの入り口を通るのみ。

 そして、それぞれの入り口の前には、プール一つ分ぐらいの広場を挟み、城壁と高さを同じにした重厚な門が対峙していた。

 

 今、目の前に見える門は第八の騎士の門という。

 しかし、この騎士の門の背後には何もなく、ただ、門のみがその場に鎮座していた。

 そんな門のすぐ横には石レンガで作られた2階建ての宿舎が並び立つ。

 宿舎には常に門の往来を厳しく監視する守備兵たちが常駐し、当然に街の治安維持をも担っていた。

 そのため、ガラの悪い一般街であっても、この宿舎の周囲は比較的に治安が良かったのである。

 

 しかし、そんな宿舎の様子が、今日はやけに騒がしい。

 そう、街のはずれに魔物出現との知らせを受けた守備兵たちが、槍や盾を抱えてあわただしく宿舎から飛び出していくのだ。

 

 話を少々戻そう。先ほどの宿場町。

 ベッツが腰を抜かしている目の前の茂みから、白肌の細い足がスッと伸びてきた。

 まるで色っぽいセクシー女優が男をベッドに誘うかにように、細いつま先を道の端にちょこんと立てたのだ。

 だがしかし、なぜかそのつま先は8つもあった。

 ということは4人の美女?

 まるでそれはチャーリーズ・エンジェル! って古いなぁ……

 というか、あれは女探偵3人組や!

 えっ、所長のチャーリーさんがおるやろ! って、声だけね! 声だけ!

 

 確かに足先は細くて美しい。

 だが、その足にそって見上げていくにうちに、ごつごつとした体毛が大根のひげのようにところどころから生えているではないか。

 まぁ、世の中には体毛の濃い女の子だっているよね……

 

 しかも、スカートやパンツで隠すこともなく、胸の下に丸見えとなったピンクのスベスベしたお肌に直結していたのだ!

 もう、アソコの穴も丸見え!

 もしかして、露出狂ですか!

 

 さらに凄いのは胸の大きさ。とにかくデカい!

 だがもっと驚くべきは、その腹!

 腹の方が胸なんかと比べると、数段大きいのである!

 足の細さを疑いたくなるような超デブ!

 その大きさは大人の豚、四頭分と言ったところ!

 ……もうすでに、デブ領域を超えとるがな……

 そんなピンクのデカい胸の下に、先ほどの八本の足が全てつながっていた。

 

 ウン?

 胸部から八つの足? でかい腹部?

 もしかして、蜘蛛?

 

 そう、蜘蛛なのである。

 だからその腹部の先には蜘蛛の糸が出てくるアソコの穴もちゃんと見えていた。

 どこからどう見てもやっぱり蜘蛛なのだ。

 

 だが、そのピンクの蜘蛛のような胸部からは、鳥肌が立ったかのようなブツブツお肌をした首がまっすぐと上に伸びていた。

 次第にそんな肌から白い羽が生えてくる。

 そしてついにその先には、大人の頭を丸のみにできるほどの大きなくちばしと、卵ほどの大きな緑色の目、そして妙に映える赤いとさかがついていた。

 って、ニワトリじゃん!

 

 というか、これって蜘蛛なのニワトリなの? 一体、どっちなのよ?

 そう、この生き物こそ、中型の魔物 鶏蜘蛛にわとりぐもなのである!

 

 魔物にとって人間はエサ。

 特に生気を多く宿している脳と心臓は大好物。

 道の上で、多くの人間を見つけた鶏蜘蛛の瞳がゴクリと生唾を飲み込んでいた。

 腹をすかした鶏蜘蛛の鋭いくちばしが、次々と街の人々を襲っていく。

 吐き出される痰のようなモノが逃げ惑う人々を溶かしていた。

 もう、すでにそこは阿鼻叫喚の地獄絵図。

 

 街のいたるところでは、鶏蜘蛛に噛まれた人たちが数多く倒れうずくまる。

 

 やっとのことで宿舎から駆けつけてきた守備兵たちが、槍を突き出し鶏蜘蛛を取り囲んだ。

 だが、その大きなくちばしに威嚇され容易に近づくことができない。

 槍を突いては引き下がる。

 三歩進んで、また下がる。

 まるでその様子は、子供たちのかごめかごめを見ているよう。

 

 だが、守備兵たちが駆けつけたことに安心したのか、住人たちは、ところどころに集まって、その成り行きを見守りはじめていた。

 そう、目の前で暴れているのは魔物一匹、おそらくすぐにでも駆除されることだろう。

 ということは、もう、安心。わが身に火の粉がかからないとわかれば、その騒動は対岸の花火みたいな余興である。

 風俗宿からも女たちが我先に飛び出してくると、好みの守備兵を見つけては団扇を片手に応援していた。

 モテコイ! モテコイ! フニャ朕野郎!

 魔物倒して! ボーナス持ってコイっ!

 

 第21話 黒の魔装騎兵と赤の魔装騎兵(5) より