令和6年4月10日の昼飯

本日、食したカップラーメンはこちら!

 

東洋水産

マルちゃん

ごつ盛り

「ワンタン醤油ラーメン」

麺90g大盛(当社比)

 

だぁぁぁぁぁぁ!

早速! いただきます!
 
さてさて、子供の通う小学校に行くと発達障害を持っている子供たちが勉強するクラスがあります。
義務教育ですから市立などの公立学校のほとんどには、こういったクラスがあることなのでしょう。
まぁ、おそらく、当然に普通クラスでも発達障害の軽い子が混じっているのでしょうけども。
 
というのも、ふと思い出したんです。
長男が友達と遊んでいると、その母親からすまなそうに声を掛けられたことを。
「すみません……ウチの子、発達障害なんです。もし、それでもよければ、これからも遊んでやっていただけませんか」
それをいきなり言われた私はキョトン。
「当事者同士が楽しく遊んでいるのに、発達障害って問題になるんですかwww」
というと、その母親は何も返してきませんでした。
そう、公立学校の子供たちって、ある程度の障害のある子供たちと小さいときから接しているから抵抗がないんです。
 
それに対して、進学校の生徒たち……
私も小さいとき進学校に通ってましたが、学校中を見回しても障害を持っている人なんて一人もいません。
全く障害者の方と接点のないまま大人になったらどうなるんでしょうね。
自分たちとは違う世界に住む人たち……
おそらく障害者の方に対していいイメージを持たない人が多いんじゃないでしょうか。
 
令和6年4月1日から事業者による障害のある人への合理的配慮の提供が義務化されました。
法律で義務にするのは別にいいのですが、もっと根本的なところから教育し直すべきなのではないでしょうか?
人として、友達として、そばにいる……
おそらくそれは誰かに言われたからするものではないような気がします。
 
ということで、ガラにもなく真面目なことを書いてしまったので、一気にココから崩れちゃいましょうwwww
ハイ! それでは今日は「ガラ」つながりのお話を!
 
 

 ――さぁ! やって来ましたこの瞬間!

 否が応でもタカトのテンションは上がりまくる。

 それはさも、初めて個室風呂に案内されるている童貞男子のように、心臓の鼓動がドキンドキンと高鳴っていたのだ。

 ――落ち着け……券は一枚しかないんだぞ……

 そう、ガラポンを回せるのは泣いても笑っても一回ポッキリ!

 個室風呂の格安サービス券も初回のみの一回限りなのだ!

 

 だが、心配することはない。

 この日、この瞬間のためにタカトは何回もイメージトレーニングを行ってきたのだ!

 まずは、会話を交わした後に軽くボディタッチ!

 あっ! これは、もう済ましたか!

 本来ならば、ここで開運成就のために身を清めたいところであるが、残念ながらココにはシャワーはない……

 仕方ない、この工程はすっ飛ばそう!

 というか、もう、タカトの股間では開血解放された『パちんこ玉シャブロー』が再起動を終え、勢いよくそそり立っていたのだ!

 ――準備は万端! ばっち来い!

 

 だがタカトの想いとは裏腹に……『パちんこ玉シャブロー』の先端は、先ほどから何やら白い精翅せいしの液体を垂れ落としながら力なく上下しているのだ。

 立っている……確かに、勃っているのだが……

 それはまるで不眠不休のデスマーチの末、ついに襲い来る眠気に負けてしまい、勃ちながら舟をこぐ異世界転生前の従業員のようでもあった。

 コイツ……勃っているのが……おそらくやっと……

 そんな○チンコは、必死にガラポンの穴に狙いを定めるも……フニャフニャになっているせいなのか、なかなか照準が合わない。

 ああ……この感じ……なにやらフラッシュバックしてしまいそう。

 どうも先ほどから、作者の脳内では個室風呂でお会いしたセイラ嬢の声が聞こえてくるのだ。

「ソコじゃないわよ……もうちょっと下……もう、じれったいわね……って! そこはお尻!」

 今やもう『パちんこ玉シャブロー』の照準は、ズボンで手を拭いているメルアのケツの高さにまで傾き落ちていたのだった。

 

 その様子に慌てるタカト。

 ――間に合うのか?

 だが、こんな時こそ天才タカトの思考がフル回転!

 ――姿勢制御……冷却シフト……全回路接続……耐熱フィルム……

 それは大気圏に突入するガンダムパイロットをも凌駕する!

 ――す……すごい……装甲板の温度が下がった!

 あれほど熱を帯びていた『パちんこ玉シャブロー』の熱が嘘のように引いていた。

 

 って、熱が冷めたらいかんやろ!

 と言うまにも、またもや、高度、いや硬度がみるみると落ちていくwww

 そら! 言わんこっちゃない!

 

 ミライ嬢:「硬度32、30、29、26、25、24、20、17、16、14、12、11」

 変態作者:「持つのか? これで?」

 セイラ嬢:「お客さん~www 応答してくださ~いwww お客さん~www」

 変態作者:ぶちっ!(怒)

 もう! コイツ! この態度! 絶対に許さない!

 泣こうが喚こうが回しまくってやる!

 徹底的にヒーヒー言わしたるからな! 覚悟しろ!

 

 気合一発! タカトはハンドルをおもいっきりぶん回した。

 ヒーヒーと甲高い音を立てながらガラポンが一回りする。

 だがしかし……玉が出てこない。

「なんだとぉぉぉぉ! コイツは玉なし! 種なし‼ 洋ナシかァァァァ!」

 

「お客さん……もう少し……優しくしてくださいね……」

 セイラ嬢、いや、ガラポンの受付係のメルア嬢がやさしく微笑む。

 だが、その口角は「きもい!」という一言をぐっと飲み込んでいるのであろうか、先ほどよりも激しく震えていた。

 

 だが、タカトはメルアのそんな営業トークに気をよくしていた。

 ――もしかして、これは俺に気があるのでは……

 というのも、今までの人生において女性から「優しくしてくださいね……」などという言葉をかけられたことが無かったのだ。

 優しくしてくださいね……それはベッドの上で恥ずかし気にシーツを鼻まで引っ張り上げた女の子が上目遣いで何かを懇願するようなキーワード……

 エロ漫画の世界だけだと思っていた。

 そう……現実の世界のベッドの上ではビン子がよだれを垂らしながら寝ているのである。

 色気もくそもあったものではない。

 しかも、そんなビン子からかけられる言葉といえば「エロタカト」や「バカじゃないの」ばかりである。

 これで欲情しろと言う方が無理! というか、ビン子だぞwww

 そんな気をよくしたタカトの股間では、なぜか『パちんこ玉シャブロー』が二本そそり勃っていたwww『パちんこ玉シャブロー』再々起動!

 ――優しくしちゃうよ! 僕チンは!

 てゆうか、なぜ二本?

 もう一本はなんなのよwww

 もしかして、『パちんこ玉シャブロー』は二本あったとか?

 いや……タカトが作ったのは一つだけだったと思うのですが……

 ま……まぁ……思わずよからぬ妄想を抱いてしまうのは、性に目覚めた少年の特権である。

 

 照れるタカトは、「はい」という返事をすると、今度はゆっくりと、そして、優しくハンドルを回した。

 

 ガラポンの穴から小さき玉の頭が覗いたかと思うと、スルリと受け皿へと落ちていく。

 

 瞬間、『パちんこ玉シャブロー』が火を噴いた!

 しかも、二本同時にである!

 どぴゅ! ドピュ!

 ちなみに言っておくが、これは精子ではなくて精翅せいしである!

 この精翅せいしの香りをまとった液体は、あくまでも、ガラポンの玉の表面を特殊な異性体でコーティングするためのものなのだぁぁぁぁぁあ!

 そこ! くれぐれも間違えないようにwwww

 

 カランカラン。

 高らかに鈴の音が鳴り渡る。

「大当たりぃ♪ 3等出ちゃいましたぁ~ニャん♥」

 ネコ耳メルアが嬉しそうに大きな声をあげていた。

 

「なんだとぉぉぉぉお!」

 そんなメルアの発声にタカトが驚きの声をあげる。

 と言うのも、タカトが狙っているのは4等であって、3等ではないのだ!

 なぜに3等?

 どうして3等?

 

「4等の赤玉の間違いじゃないのか!」

 納得がいかないタカトはメルアに食って掛かる。

 だが、メルアは「何いってんのバカじゃないの?」と言わんばかりにキョトンとしながら、受け皿の上に転がる玉を指さした。

「ピンク玉だから3等ですよ。ホラ!」

 

 タカトはピンク玉を凝視した。

 念のために言っておくが、メルアの胸についている二つのピンク玉ではなく、皿の上のピンク玉をである。

 もはやタカトには、そんなエロい事を考えている余裕すら無かったのだwww

 混乱する頭を整理するタカト。

 ――落ち着け俺……何がおこったのか考えるんだ……

 

 確かにあの瞬間、玉シャブローはちゃんと起動したはずである。

 そして今、タカトの股間からガラポンの玉に向かって光を放ち続けているのだ。

 ならば……

 ならば……ガラポンの玉はシャ色、すなわち赤色になっていないといけないはずなのである。

 もしかして、玉シャブローの液がちゃんと玉に当たっていなかったのか?

 いや、照準はオート!

 それは空飛ぶ魔物の早い動きであっても確実に撃ち落とせる自信があった。

 再々起動した玉シャブローが狙いを外すとは到底思えない。

 大体その証拠に、ガラポンから出て来た玉にはドロッとした液体がかかっているじゃないか。

 

 ………………

 

 …………

 

 ……

 

 なぜに……ドロっ?

 

 「ブロー」はどうした? ブローは⁉

 

 

 そう、玉シャブローは液体を発射した瞬間、それを乾かすために風を吹き出すはずなのだ。

 もしかして、風が出なかったとか?

 いや、そんなことはない……

 目の前の女性係員が一瞬、風になびいた髪を細い指先で色っぽく直したのをちゃんと見届けた。

 と言うことは、間違いなくブローは出ていたということなのだ!

 

 ならば……なぜ、乾いていないんだ⁉

 

 噴き出す風の量は、撃ち出される玉シャブローの液体量を正確に計算して制御している。

 本来の液体量であれば、必ず乾くはずなのだ……

 だが、どう見ても乾いていない……

 

 こ……これは!

 もしかして、玉にかかった液体量が多かったということなのか!

 

 そうか! 分かった!

 

 2倍の液体量に対して、1倍分の風量しか出さなかったために、玉の表面がしっかりと乾かなかったということなのか!

 そして、二倍に薄められた液体によって、本来、玉にコーティングされるべき異性体の量が半分になってしまったんだ……

 それによって、本来、シャ色、すなわち赤色になるはずが、ピンク色になってしまったという訳か……

 

 な~んだ! 納得! 納得! 俺! 天才~♪

 

「ハイ。ジャンボポール・ゴルチン13サーティーさん特製! オリジナルタンクトップ!」

 タカトの目の前で広がる綿の白いタンクトップ。

 ――なんでタンクトップ……

 固まるタカトからは、もう言葉が出ない。

 

 だが、タカトは知らなかったのである。

 なぜジャンボポール・ゴルチン13サーティーさんのタンクトップが3等の商品なのかということを!

 ゴルチン13サーティーさんは、ファンション界の巨匠!

 その針さばきは、生き馬ではなくて生き巨人の目をも縫うという!

 幼き頃の真音子などは、金蔵の家に逗留していたゴルチン13サーティーさんに弟子入りしてしまったぐらいなのだ。

 そんな真音子も、今や超一流の糸使いになっていた。

 

「ふう……やっと終わった……」

 これはこの部分を長々と書いた作者の気持ではなくて、ガラポン会場から離れていくタカトを見送ったメルアの言葉である。

 そんなメルアの目の前の受け皿では、先ほどまでピンク色だったはずの玉が転がっていた。

 

「あれ……確か……ピンクだったわよね……これ……」

 不思議そうにメルアはその玉をつまみ上げた。

「本当にあの変態少年は何を出していったんだろうねwww」

 日ごろなじみのある青臭い匂いドロッとした液体が、玉の表面をつたってメルアの細い指へと流れ落ちていく。

 そんなニオイを発しているのにもかかわらず、メルアはチュッと玉の表面にキスをすると、ドロドロの玉の表面を舌で丹念に舐め始めた。

 チロチロと舌が行き来していくたびに、メルアの顔がドンドンと赤らんでいく。

 その恍惚とした表情……

 エロいです! メルアさん!

 

 そう、タカトがドピュッと出したのは白玉!

 やはり! 白玉だったのである!

 

 アイナちゃんの写真集を手に入れることができなかったタカトは精魂尽きてガックリとイチモツ、いや肩を落として立ち去った。

 当然にタカトがいなくなったことによってピンク色だった玉は光を受けなくなり、本来の白玉に戻っていたというわけである。

 そして、このタカトがガチャポンから出した白玉こそ、一等の『6名同室! 医療の国ボインのお宿 ビジョビジョ大宴会!ツアー』のペアチケットの証だったのだ。

 

 ――これでヨークと一緒に医療の国に行けるじゃないか!

 上気したメルアの瞳はだらりと緩み、嬉々としながら何やらエロい妄想している様子であった。

 ――大きなベッドの上でヨークに優しく朝まで抱かれるの……アタイって、もう~キャっ♡ 

 

 と言うことは……タカトは1等が当たっていたのか……

 えっ? 普通、一等は金玉だろって?

 誰がそんなことを決めたんだヨ!

 このガラポンでは一等は白玉なの! 文句ある?

 

 一通り舐め終わった、いや、妄想が終わったのだろう。メルアのピンクの下唇が白い糸を引きながら玉から離れていく。

「悪いけど坊や! この白玉は迷惑料としてアタイが貰っておくヨ!」

 って、まあタカトにとっては4等以外は全部ハズレですから、メルアがくすねても問題ないんですけどねwww

 

 第10話 激闘?福引会場?(7) これこそ! ガラポンいかさま道具!パちんこ玉赭ブロー より