本日、食したカップラーメンはこちら!
明星
「一杯満足 しょうゆ味ヌードル」
だぁぁぁぁぁぁ!
「これもそれも、ベッツローロ! アンタがおでん組のセンターをちゃんとやらないからだろ!」
「ばあちゃん……俺、そんなダサイの嫌だよ……」
「何がダサいだよ! おでんだよ! おでん! そのうち、
「ばあちゃん……おでんの具材が48種類もあるわけないだろ……」
「アンタ、バカだね! おでんの具材なんざ、地方も含めれば48種以上あるもんだよ!」
「だから……おでんがダサいんだよ……おでんが……」
「よくも言ったね! ベッツローロ! アンタも私が神から授かった恩恵『
「やめてくれよ……実の孫だろ……だいたい、ばあちゃんの
「何言ってんだい! こうやって若い男にかしづかせておけば、女性フェロモンがバンバン出て、その内、
「ばあちゃんの場合……女性フェロモンじゃなくて加齢臭だよ……」
「ベッツローロ! よくも言ったね! 覚悟しな!」
ひぃぃぃぃぃ!
ばあちゃんに
アダルトビデオでもなかなかお目にかからないデブのババアとデブのヤンキー孫という暑苦しい近親ものになりかねないのだ。
「おれは、清純派妹系アダルトビデオが好きなんだぁぁァァ!」
ということで、ベッツは慌てて部屋から飛び出した。
――アダルトビデオって……おれは巨乳派だ!
ベッツを見送るモンガは、急に何かを思い出したように手を打った。
「いけねぇ! 巨乳で思い出した。そういや今日は、第六の巨乳のエメラルダから毒消しを受け取って、第一駐屯地まで輸送する仕事があったんだ!」
巨乳と言えば私の事だろうと、ペンハーンは自分の胸をタップんタップんさせながら「まぁ、多少遅れても大丈夫だろうよ。なんてったって、今の第一駐屯地の隊長はジャックの小僧だろ♥」と、色っぽく言うが……その三段腹……どの段がオッパイなのか、実の息子のモンガであっても全く分からなかった。
「そうだけど……ジャック隊長、キレたらすぐに人を切り殺すから、おっかないんだよ……」
「大丈夫だって。つねづね私がラブコールを送ってやっているんだから」
「ラブコール?」
「そう、おでん組の新メンバー、ジャック
「
「いいんだよ、じゃこ天はおでんに入れてもおいしいんだから♥」ペロ♥
なぜか身震いをしたモンガは、いそいそと部屋を出て第六宿舎に向けて出発の準備をしはじめた。
はい、ということで、タカトたちが荷馬車で進んでいる時間まで早送り!
キュルキュルキュル!
って、だいたい今の若い人たちって、ビデオなんて知らないんだからね!
う~ん、思い出しますね……中学の暑い夏……雨上がりの青臭い河川敷……捨てられたアダルトビデオを拾ったことがありました。
泥まみれのテープをウキウキとしながらビデオ本体に入れたとたん、なんと! 運命のいたずらか! ものの見事に本体がブッ壊れたという切ない思い出。
なんか、今のベッツ君に重なりますね……めっちゃ怒られた……
ということで、戻ってきましたタカトの時間軸!
こちらもなんと! 運命のいたずらか! ベッツが歩いて出てくる路地の入り口の前には、先ほどの犬の親子が今、ちょうど通りかかっていたのだ。
あっ! あぶなぁぁぁぁい!
母犬はベッツの足をさけようとしたが、ひきずる前足がうまく動かない。
そしてものの見事に、ベッツの足がふらつく母犬の体を思いっきり突き飛ばしてしまったのであった。
「なんだこの犬! 汚ねぇな!」
犬とぶつかったベッツは咄嗟に自分の靴やズボンが汚れていないかを念入りに確認しはじめた。
どうやら先ほど怒られた憂さを晴らすために、わざわざ父親の目が届きにくいこの一般街のはずれまで来ていたようなのだ。
そして、ここいらで仕事をしている奴隷女を適当に見つけると、難癖をつけてイジメてやろうと思っていたのである。
こらぁ! このくそアマ! 服が汚れたじゃないか! この服は、らフランス製だぞ! 土下座しろ!
まぁ……どこの世界にもいるよね……相手の立場がちょっと弱いって分かるとすぐにイキりだす奴。
謝罪しろ! 反省しろ! 1000年たっても謝罪しろ!
うるせい! てめえなんざ! 洋ナシ! 玉なし! 人でなし! ヒトデでなければ短小ナマコ! いやウ○コや! ウ○コ! このクソ野郎! 文句があるなら守備兵でも神民兵でもいくらでも連れてこいや! ゴラァァァァ!
と言ってみたら、めちゃくちゃオカマのママに怒られた……なんで俺が……怒られニャならんのニャァ! byハゲ太
というか、もしかしてオカマバーが流行らないのは、すぐにキレるハゲ太のせいなのではないだろうか。