令和5年9月5日の昼飯

本日、食したカップラーメンはこちら!

 

明星
「かけそばでっせ」
おかず&おにぎりにめっちゃ合う
鰹・昆布・いりこのうまみ

 

だぁぁぁぁぁぁ!

早速! いただきます!

 

かけそばというだけあって、具がネギしかないwww

 

でも、これお値段めちゃめちゃ安かったんです。
激安スーパーで買って税込75円。
もうね、この金額だったら文句なしです。
というか、こういうのでいいんですよ! こういうので!

 

でも、この麺とスープだけっていうのは結構大変かもしれない。
というのも、シンプルがゆえに麺とスープでの直球勝負。
カップラーメンにおいて必須のこの二つの味ですべてが決まります。
もはや具や油といったもので誤魔化すことができません。
こう考えると、意外としんどいかもwww

 

でも、麺とスープに自信があるメーカーは、是非チャレンジしてもらいたい!
ただし! お値段はお安めにお願いシャス!

 

ということで、今日は「お願いシャス」つながりのお話を!

kakuyomu.jp

 

 だが、奴隷兵たちの持つ盾は所詮使い捨ての盾。

 とてもボロイのだ。

 というのも、奴隷そのものが肉の盾なので、それに持たせる盾など何でもいいのである。

 

 しかし、ここ第六では少し状況が異なっていた。

 魔装騎兵を好ましく思わないエメラルダの考えによって第一世代の武具も大量に用意されていたのである。

 そう、ここで使われているのは、かつて権蔵が仕上げた盾の数々である。

 その盾が今、開血開放す!

 強度を増した盾は早々に打ち砕けない。

 魔物たちの鋭い爪も牙も驚くほどに跳ね返す。

 だが、魔物たちも馬鹿ではない。

 しびれを切らした魔物たちの体当たりが開血開放した盾を直撃するのだ!

 いかにその盾が強化されていようと、加速のついた重量は防げない。

 瞬間、数人の兵士たちがボーリングのピンのように弾け飛んだ!

 ドゴーン!

 ストライク!

 いや、惜しい! この状況はスプリットか! 

 いまや端の二人を残して真ん中に大きく穴が開いていた。

 だがしかし、その開いた穴を後ろに控えていた奴隷兵たちがすぐさま補ったのである。

 

 だが……

 攻撃の手段を持たない彼ら……

 このままではジリ貧である……

 いかに権蔵の盾が優れているとはいえ、物には限界がある。

 次第に悲鳴を上げて砕け散る盾の数々。

 それに伴い奴隷たちもまた悲鳴を上げて赤き花を咲かせていくのであった。

 もうすでに、彼らの命運は魔装騎兵が助けに来るまで耐えられるかどうかにかかっていた。

 盾で押さえ続ける奴隷兵たちは、皆、願う。

 ――誰でもいい! とにかく早く助けに来てくれ! 

 

 

 しかし、その願いが届くことはなかった。

 城壁の割れ目に並べられた盾の列。

 そんな盾の裏側に黒い一線が真横に走ったのだ。

 しかも、そうかと思うと、盾の上部が徐々に滑り落ち始めたのである。

 

 盾を押さえていた奴隷兵たちの視界。

 そんな視界もまた同様に、上下二つの世界に分断されると、それぞれがスライドしはじめていた。

 何が起こったのか分からない……

 そんな表情を浮かべた赤い視界は、ついに二つに分かれ完全にブラックアウトした。

 

 

 そんな彼らの後方に控える奴隷兵たちの顔は恐怖に引きつっていた。

 それは無理もない。

 目の前で盾を押さえていた数人の仲間たちの頭が、盾とともに真っ二つに切り落とされたのである。

 それも一瞬……

 何が起こったのか分からないほど、瞬く間の出来事だったのである。

 

 

 だが、奴隷兵たちも戦闘の素人ではない。

 幾たびも仲間の死を見てきたのだ。

 だからこそ、こんなことでビビったりしない。

 しないはずなのに、足がどうにもいうことを聞かないのだ。

 

 というのも、この盾を切り裂いた攻撃、先ほどまで繰り広げられていた攻撃とは明らかに違うのだ。

 盾を打つ単調な攻撃。

 盾をひっかく無策な攻撃。

 ただ、力任せの打突さえしのげば何とかなると思っていた。

 それが、盾ごと寸断!

 一応この盾、権蔵の作った第一世代の盾である。

 いくら魔物の攻撃を受け続け耐久力が落ちていたといえども、場所を入れ替わり補完しあったその盾は、必ずどれかは新品同様の強度を誇っていたはずなのだ。

 それが、盾の後ろに控える奴隷兵ごと、瞬殺!

 

 ということは……

 この攻撃、先ほどまで繰り広げられていた魔物どもの攻撃とは到底思えない。

 しかも、この強力な斬撃……

 魔人クラスの攻撃力をも凌駕する……

 まさか……

 まさか……

 

 先ほどまで、処女の膜のようにかたくなに異物の侵入を拒んでいた盾の壁は、今やはかなく崩れ落ち、その奥に続く薄暗い空間をさらけ出していた。

 その裂け目の前で顔を半分切り落とされた奴隷兵たちが膝まづく。

 そんな彼らの頭からはおびただしい鮮血が吹き出して、足元の亀頭をつたって流れおいていく。

 今や、その割れ目に対して礼拝するかのように前のめりとなった奴隷兵たちの体。

 その光景はある意味、神聖な処女喪失の儀式のように神々しいものでもあった……

 

 だが、その割れ目から生まれだしたものは、女神のような願われる存在ではなかった。

 

 

 ひときわ冷たい緑の双眸。

 そんな双眸が、前のめりとなった奴隷兵の背中に足をかけ、日の光の下に生まれだそうとしていたのだ。

 青黒き肌を持つ体は大の男とさほど変わりない。

 だが、その頭には悪魔のような二本の白い角が伸びていた。

 そんな悪魔に付き従うかのように魔物たちがその後方に続く。

 だが、恐れ多いのかその距離は少々遠い。

 というのも、この悪魔が放っている殺気が鋭いのだ。

 まるで、魔物といえども少しでも近づこうものならたちどころに切り刻まんといわんばかりなのである。

 どう見ても、この魔人……ただの魔人ではない。

 おそらく神民魔人クラス……

 そう、奴こそが! 神民魔人ググなのである。

 

 ググの放つ殺気に怖じ気付く奴隷兵たち。

 自然と足が後ろに下がっていく。

 ――殺される……

 おそらく、ここにいる全ての奴隷兵たちが思ったことだろう。

 

 魔装騎兵でない奴隷兵たちにって、魔物どもを抑えるだけで精一杯。

 スキルのない奴隷兵では魔物を倒すことも難しい。

 それなのに、格上の魔人、いや、さらにその上の神民魔人が現れたのである。

 抑えることなどまずもって不可能……

 おそらく生きて帰ることも叶うまい……

 ――もう……無理だ……

 後ずさる奴隷兵達。

 すでに戦意を喪失していた彼らは、身をひるがえすと一目散に広場の奥へと逃げ出していた。

 

 ググがゆっくりとガンタルトの頭をつたい、ついに駐屯地内の広場に足を下した。

 それに付き従うかのように魔物たちも駐屯地内に入り込む。

 そのググの表情。

 無表情であるにもかかわらず、どこか勝利を確信したかのような余裕を感じさせる。

 そんなググが、広場の奥で震える奴隷兵たちのもとへと、ゆっくりと確実に歩を進めるのであった。

 

 駐屯地内の建物に背をつけた奴隷兵たちは怯えながら思考をめぐらす。

 ココで、あの神民魔人を抑えなければ駐屯地は全滅。

 そんな事は分かっている。

 分かっているのだが、しかし、先ほどから足が動かないのだ。

 もはや奴隷兵の誰一人として、迫りくるググを恐れて前に踏み出せないでいた。

 

 しかし! そんな時である。

 城壁の上から激しい女の声が降ってきたのだ。

 

「武技! 気・合・一・線! 必殺!イマラッチョアタっーーーーーく!」

 

 日の光を背後に、宙に浮かぶ黒い女の影。

 その頭上には大きな一物が振り上げられていた。

 それは、人の大きさを優に超える幅広の棍棒! いや、でっかなチ〇コといったほうがいいだろう!

 チ〇コといってもバイブではない。それだと「根」棒になってしまうだろwww

 そう、例えていうならばプラナリアのように先端にカリがある幅広の棍棒なのだ。

 

 そんなチ〇コの重い一撃が、ググの頭めがけて落下の勢いとともに振り下ろされたのだ。

「これでもくわえてやがれ! このインポ野郎がぁぁぁあぁぁ!」

 ドゴ――ン!

 確かに、このググ……カネゴン同様にチ〇コがないのである。

 さすがは女!

 しかし、女という生き物はどうして……こう、細かいところにすぐ気が付くのでしょうかwwww

 って、もしかして……ググって女とか?

 そんな馬鹿なwwwどこから見ても男! マッスルマッチョの男性じゃん!

 その立派な胸筋、どう見ても男のものだろう!

 じゃないと、真っ裸はまずいだろうが! 真っ裸は!

 うん? 今はジェンダーレス?

 なら、まぁいいやwww

 

 そんな女の一撃をググは、すんでのところでなんとかかわした。

 先ほどまでのポーカーフェイスが明らかに不機嫌そうである。

 というのも、奴隷兵の恐怖を楽しんでいたググにとって、その攻撃は全く予想できていなかったのだ。

 頬に走る傷から垂れる一筋の魔血。

 その魔血を手の甲でぬぐい取るとぺろりと舐めた。

「……」

 って、なんか喋れよwww

 どうも、このググという神民魔人、ゲルゲと違って無口のようである。

 ゲルゲとググ足して二で割ったぐらいがちょうどいい。

 それをゲルググという! なんちってwww

 と言ってる間に、頬の傷口が消えてるじゃん!

 

 

「神民魔人さま相手に当たるとは思ってなかったけどさ……さすがに、ここまであっさりと袖にされると……女心が傷つくよ」

 女は地面にめり込んだ大きなチ〇コをいとも簡単に引き抜いくとグイッと肩に担ぎあげた。

 この女の名はカリア。奴隷の女戦士である。

 だが、カリアは女戦士とは思えないほどグラマラスな美女であった。

 その容姿はヒョウタンのようにボンキュボン!

 しかも、カリアが身に着けているのは革製のビキニアーマーだけといった、ほぼ真っ裸。

 その上、なんと! そのブラからは豊満な胸のお肉が収まりきらずにいまにも弾けそうになっていたのだ!

 あと少し……あともう少し、お肉が揺れれて……グラグラと……

 さすればブラからパイアグラ!

 ピンクのイチゴたんが、恥ずかしそうにコンニチハ♡

 緊張した俺の息子たんも、反り返るようにコンニチハ♡ なのだwww

 あぁ!もう、この妄想だけでも、男という男は武技をブギブギさせてしまうことだろう。

「武技! 亀頭硬度100倍!」

 いやwww

「武技! 硬派の息子バンバラバンバンバン!ウッ!ウッーーー!5連じゃぁぁ~ぁぁぁ~5連じゃぁぁぁぁぁ!」

 きっと誰しも一度はカリアを抱いてみたいと思ったとしても不思議ではない。

 願うことならば一度ではなくて五度以上……

 もし、一度しかチャンスがないのなら……五連でそうろう……お願いシャス!

 だがしかし……

 なぜか、この駐屯地には、そんなカリアを抱く男など一人もいなかったのだ。

 カリアに触れると人魔症に感染する……

 そんな噂が立つ彼女の髪は深い緑色の巻き毛だったのである。

 そう……緑の髪は、すべての人間たちから忌み嫌われる緑女りょくめの証。

 

  第39話 激闘!第六駐屯地!(14) 緑女たちの戦場  より