令和5年10月18日の昼飯

本日、食したカップラーメンはこちら!

 

明星×丸美屋共同開発!

数量限定
「のりたま焼うどん だし醤油味」
やっぱりこの味

焼うどんにもぴったり

バリっとのりとふっくらたまごの香りとコク♪

 

だぁぁぁぁぁぁ

早速! いただきます!
 
はてなブログを書き始めて、もう少しで3年。
noteの方も、もう少しで2年。
仕事が休みの時はブログを更新していないが、それ以外の日については、ほぼ毎日更新している。
まぁ、振り返ってみると、よく頑張ったものだと自分を褒めてやりたいwww
 
しかし、ふと気になったのだ。
というのも、読者の方たちは、このブログに何の楽しみを見出しているのだろうかと?
このページは、その日に食べたカップラーメンの写真と駄文が載っているだけ。
カップラーメンの感想が見たいのであれば、それ専用のページがある。
小説が読みたいのであれば、カクヨムなどで読めばいい。
なら一体何なんだろうと……
 
ということで、自分なりにあれこれ考えてみた。
自分だったら……
私だったら……
 
そこでひらめいた!
 
そう、「私」だったら! こいつが死ぬところを見てみたい!
 
そう、コイツは毎日、飽きもせずにカップラーメンを食べているのだ!
世間一般にはカップラーメンは体に悪いと言われている(注意!私は体に悪いとは思っていない)。
ということは、そのうち体調を崩して泣き言を言い始めるのではないだろうかとwww
それを今か今かと待っている。
そう考えると!マジで楽ちぃwww
あくまでも自分がこのブログを見る理由として考えられるのはそれぐらいなのだ。
 
だが、それでもいい!
見てくれる人がいるということは、それだけでも書く動機にはなるのである。
まぁ、そのうち期待に応えて体の不調を訴え始めるかもしれないしwww
 
そう! 体の不調といえば!
まだ、足の爪水虫が治らないのよwwww長くない?
もしかして、これもカップラーメンのせいなのか?
 
ということで、今日は「泣き言」つながりのお話を。
 
 

kakuyomu.jp

 

 それは、仕方ない。

 見上げるマーカスの顔には水泡がたくさん出来上がり、いたるところがブドウのように膨れ上がっていたのだ。

 そして、それがみるみる膨らんでプシュという音ともに体液を噴き出していた。

 まぁ超高級毒消しのおかげで、くれぐらいの被害で済んだのである。

 やはり超高級というだけあって、その効能は高いようである。

 そうでなければ即死だ。

 マーカスが乗っていた馬など、ひっくり返った足がもうピクリとも動かなくなっている。

 

「はやく回復を、回復魔法をかけてくれ……」

 懇願するマーカス。

 テコイは、3人の仲間をうかがった。

 しかし、三人は首を振るだけ。

 そう、【強欲の猪突軍団】には、回復役がいないのである。

 そもそも、ダメージを受けない。

 いや、受けたとしてもすぐに復活する【強欲の猪突軍団】である。

 回復役など不要なのだ。

 逆に、そんな奴がいれば報酬の分け前が減ってしまうだけで、いいことなど一つもない。

「すまないな……旦那……」

 テコイはマーカスの肩に手をやって、首を振った。

「俺たち回復が要らない不死身なんでな……回復なんて考えたことがなかったんだよ。まさか、英雄マーカスが、こんなに簡単に毒にやられるとは思ってなかったしな……」

「そんなぁ……何とかならないのか……」

「マーカスの旦那、アンタ魔獣使いだろ、何か回復できる魔獣を使役してないのかい」

 オバラがあきれた様子で見つめた。

 そうだ、魔獣! 魔獣がいたんだっけ……

 マーカスは、ポケットから取扱説明書を取り出した。

 えーっと……

 字がかすんでよく読めない。

 痛みからくる涙と恐怖からくる涙。

 そして、腫れあがるまぶたによって、マーカスの視界はにじんでいた。

「ちょっと、ここ読んでよ……僕ちんには読めないんだよ……」

 泣き言をいうマーカスをあきれた様子で見るムツキ。

「なになに回復役にはドリアードが超おすすめ! 早速呼び出してみましょう! だってさ」

「ドリアードね……ドリアード出てこい!」

 叫ぶとマーカスの影から精霊らしき女が現れた。

「およびですか……マーカス様……」

 かしずく緑の精霊。

 さすがにテコイをはじめ【強欲の猪突軍団】のメンバーは驚いた。

 すごいじゃん……

 そして、マーカスも驚いた。

 すごいじゃん……

 はっと、気を取り直すマーカス。

 そして、ドリアードに命令を下した。

「今すぐ、僕ちんを回復して、この毒を消し去っておくれ!」

 ドリアードは静かにマーカスを見つめた。

 そして、手を大きく広げると、体が緑色に発光する。

 その手をおもむろに突き出すと、次の瞬間、マーカスの体が緑の光に包まれた。

 

 マーカスはリラックスした。

 

 へっ?

 回復でなくてリラックス?

「いやいや、リラックスじゃなくて、僕ちんの毒を回復してよ!」

 泣き叫ぶマーカス。

 ドリアードはきょとんとした表情でマーカスを見つめた。

「そんなのできるわけないじゃないですかぁ! だって、私、観賞用のペットですよぉ!」

 なんだとぉ!

 一同の目は点になった。

「それじゃぁ、時間が来たので帰りますね! じゃぁね!」

 そういい終わると、ドリアードの姿は消えた。

 

 無音の時間が流れる。

 だれも言葉を発することができなかった。

 

 だが、その時間は、テコイたちにある疑問を抱かせるのに十分な時間であった。

 ……コイツもしかして、使えねぇ?

 

 第9話 ヒドラ討伐(4) より