令和6年1月29日の昼飯

本日、食したカップラーメンはこちら!

 

日清

クリーミー豚骨SEAFOOD BIG

豚骨のコクがきいた濃厚シーフード

 

だぁぁぁぁぁぁ!

早速! いただきます!
 
なるほど……
ベースはシーフードで少しだけ豚骨風味になっているわけか。
って、味の表現がそのまんまやないかいwww
 
でも、これが一番わかりやすいと思うんだよね。
だって、日清のシーフードヌードルの味なら、大体の人が思い浮かぶと思うんです。
それに、豚骨の風味をトッピングしたって感じを想像すれば、ほぼ完ぺきwww
こう考えると、日清のカップヌードル系は、味の代名詞と言ってもいいのかもしれませんね。
といっても、定番以外の味は想像つきませんけどwwww
 
ということで、今日は「そのまんまやないかい」つながりのお話を
 

kakuyomu.jp

 

「この『パちんこ玉赭ブロー三毛猫モード』は本来、美女の残り香に反応するものなのでありますが、「HSモード」に改良したことにより、美女だけでなく全ての人間の香り、すなわち! Human人間 Savor味、においに反応し、その性別によって色を変えるようになったのであります!」

「ほほう……これは興味深い……」

「コウスケは男なのでHuman Savorの判定は青色。しかし! この青いリボンの端に残されていた残り香は赤色なのであります! すなわち、このリボンは女が触ったものであるということを現しているのであります!」

「ふむ……モーリ君、続けたまえ……」

「この現場において不自然極まる存在が、この青いリボンであります。ということは、この青いリボンこそが犯人が残していったメッセージに違いないのであります」

「メッセージ?」

「はい! 警部殿! ただ……現状では、その意味は分かりかねますが……少なくとも、このリボンの端が赤色に変わったことにより、このリボンを持っていたのが女であることは間違いございません!」

「なるほど……」

「で! 極めつけが、この肉切り包丁を見てください!」

「⁉」

「この肉切り包丁、コウスケが握っていたため柄の部分は青く変色しております。しかし、血の付いた刃の部分は赤いままなのであります」

「そうか! 分かったぞ! モーリ君! この肉切り包丁の血は女のものということなのだな!」

「違います! 警部殿! よく、この肉切り包丁を見てください!」

「なに……」

「この肉切り包丁……実は、パーティ用のジョークグッズ。すなわち、おもちゃなのであります」

「そうなのか!!!!」

 驚くセレスティーノを横目に悪の首領は涙目で訴えた。

「だから言ったじゃないですか! この包丁はガラポンの5等の景品だって!」

 ……そんなこと、いつ言ったんだよ! お前!

 

「だから警部殿、コウスケにはこのガイシャを殺害するということは、まずもって不可能なのであります!」

「さすがはモーリ君!」

 

 驚くセレスティーノと同様に、ビン子もまた感動を覚えていた。

 ――さすがはタカト!

 正直、タカトはコウスケの事などどうでもいいと思っていた……

 だけど、それはビン子の勘違いであったのだ。

 今、ビン子の目の前でタカトの推理がコウスケの無罪を華麗に証明した。

 正直、なんだか体の奥底からゾクゾクとした震えが沸き起こってくるような気がしないでもない。

 

 しかも、ビン子は気づいてしまったのである。

 そう、『三毛猫』の意味するところを!

 今度こそは間違いない!

 名探偵!ビン子ちゃんの勘が冴えわたる!

「タカト! 分かったわ! 『三毛猫』って三つの色を表示するということだったのね!」

「はい?」

 キョトンとしたタカトは馬鹿にするような表情でビン子を見つめた。

 

 ――あほかwww だいたい三毛猫が三つの色ってそのまんまやないかいwww

 

 というのも三毛猫モードの三毛猫は忍び足の三毛猫なのだ。

 大体、洗濯前のパンツは部屋の中にあるのである。

 そんな部屋の奥底にまで忍び込まないといけないのであるから、当然に、ドタバタと大きな足音を立てられない。

 もし、大きな音でも立てようものなら寝ている美女が飛び起きて警察沙汰になりかねない。いや、100%通報ものである!

 だからこそ、猫のように物音をたてずに、抜き足……差し足……忍び足……

 洗濯のかごの中から赤色に変わったパンツだけをより分けて……

 あっ、ちなみにババアのパンツはくすんだような赤になるからすぐわかるんだよwww

 で、獲物を見つけたら、即、撤収! という『三毛猫』、いや『見っけ!猫』という 意味だったのだが……

 しかし、先ほどからビン子は、自分が「三毛猫」というワードの意味を解読したものだといわんばかりに得意げな様子なのである。

「タカト! 男が青、女が赤、そして、オカマが緑! という三つの色で三毛猫なんでしょ! そうでしょ! そうなんでしょ!」

 握りこぶしを両手に作り距離を詰めるビン子に、気後れするタカト。

「三つの色? というか……緑?」

 タカトはヒョウタン型変声器を使うのも忘れて素っ頓狂な声を出していた。

 そんなビン子が指さす先には青いリボン。その裏側は確かに緑色に染まっていたのである。

 おそらく、これはこのオカマの血が『パちんこ玉赭ブロー三毛猫モードHS』の白濁の液で変色したものなのに違いない……

 違いないのだが……

 タカトの設計では、オカマは赤と青の中間色……すなわち、紫を表示するはずだったのである……

 それが、緑……

 緑って、魔物じゃあるまいし……

 なんやねん! コレ!

 いや……もしかして……パちんこ玉赭ブローが壊れた?

 壊れてしまったのか!

 確かに、ガラポンのテントの前で玉シャブローは、横にいたローバンの放った白弾の直撃を受けたのである。

 ジャブロー壊滅!

 シャ色にそまるアマゾンの密林……

 そのせいで……

 そのせいで……

 銀色のこけしは中折れしてしまい……

 ついには……ガラポンから出てきた白玉を赤色に変えることができなかったのだ……

 やはり、そのせいか……

 そのせいで、今度はオカマの体液を緑の色で表示してしまったのだろう……

 なんか……せっかくアイナちゃんの写真集のことを忘れかけていたというのに……

 中折れしたことを思い出したら……だんだんと悔しくなってきた……

 ――もう、緑色なんて……どうでもいいわ……

 そんなタカトは、力なくうなだれる。

 ……ガクり……

 

 だが、そんなタカトの様子を見たビン子は大喜び!

 そう、タカトが、大きくうなずいたという事は……

 まさか……まさかの!大当たり?

 ――大当たりなのね!

 どうやら、『三毛猫』の意味するところは三つの色で正しいようである!

 ――ついに……ついに……タカトの難解なネーミングワードを解きほぐしたわ!

 そんなビン子は、タカトの心を少し理解できたと勘違いしたようで、タカトとの心の距離が少し縮まったような気がしていたwww

 

 このようにして事件は解決したかに思われた……

 

 

 だが、次の瞬間、セレスティーノから思わぬ言葉が発せられたのである。

「では、悪の首領! 逮捕する!」

 

「なんでやねん! さっき!コウスケの無罪を証明したやろが!」

 先ほどまでうなだれていたタカトであったが、当然、その言葉に激しく突っ込んだ!

 そう、指についた白玉をセレスティーノの鼻の穴めがけて!再び!アゲイン!

 相手がとてもエライ騎士様であることも忘れて突っ込んだのであるwwww

 しかも、今度は人差し指と中指の二本同時攻撃www

 

 だが、二本の指が作るⅤ字のオマタを、セレスティーノが立てた一本の指先が静かに制していた。

 もはや、セレスティーノの鼻先を直前にして全く前に進むことができないタカトのオマタ。

 だがしかし、そのセレスティーノの動きの速いことと言ったら、なんなんだ……

 一瞬にしてタカトのオマタをとらえたではないか。

 この動作だけを見ると、やはりセレスティーノは騎士であると再認識させられてしまう……でもまぁ、貧弱なタカトの攻撃など、だいたいの男性であれば防ぐことはできそうなものなのだが……

 

 だがしかし、タカトはあきらめない!

 だって! 男の子なんだもの!

 ということで、懸命に指をクネクネと動かし抵抗を続けるのであった。

 ――動け! 動けよ! 動けよ!俺の指ぃぃぃっ!

 

 だが、どうにもその指先を押し込めない。

 ――ならば!

 こともあろうか! タカトはその二つの指先を弾いたのである!

 ピン! ピン!

 はね飛ぶ二つの白玉!

 それがイカに粘度の高い白玉であっても、日ごろから指先についた鼻くそを飛ばすことにたけているタカトの前では、それはイカナゴと同じ! いや赤子と同じ!

 いまやセレスティーノの頬から白玉がドロリと垂れ落ちていた。

 ――ざまぁみやがれwww

 

 

 だが、その白玉を顔色一つ変えずに拭きとるセレスティーノ。

 何も言葉を発しないその表情は、先ほどまでの冗談に満ちた雰囲気とはガラリと打って変わっていた。

 

 タカトに向けられる冷たい視線。

 ――やばっ!

 タカトの背筋に何か冷たいものが走り抜けていく……

 これは、もしかして死を自覚するという感覚……なのか……

 ――今のセレスティーノはマジだ……

 おそらく、これから先、冗談は通じない……

 そんな事実をタカトは本能的に感じ取っていた。

 

「気が済んだかな……君のくだらない探偵ごっこは、少々面白かった……それに免じて、今の非礼は許してやろう……」

 そんなセレスティーノの言葉に、タカトはホッと胸をなでおろした。

 ――セーフ……マジで……殺されるかと思った……

 だが、自分は殺されなくとも、コウスケが逮捕されてしまえば殺人の罪で死罪になってしまうのだ。やはり……ここは何とかしなければ……

 でもって、タカトは再度、念押しをし始めるのだが……

「あのですね……セレスティーノ様……ここにいるコウスケは絶対に殺人など犯してはいないはずなのですが……」

 そんなタカトの問いに、セレスティーノは、やっとのことで学生服を身に着けながら答えた。

「殺人事件? いったい何のことだ?」

 

 はい?

 え?

 なに……このセレスティーノの反応?

 しどろもどろになるタカトは当然に、畳の上に投げ出された被害者である玉五郎ことオレテガを指さすのである。

「ここにチ〇コをえぐり取られた死体があるじゃあ~りませんか!」

 学生服の最後のボタンを閉じ終わったセレスティーノは、まるでオレテガを見下すかのように視線を落とす。

「どこに死体があるというのだ?」

 

 はい?

 ますますもって意味わかりません。

 というか、アナタ、今まで俺の推理にノリノリでしたよね!

 もう、頭がパニック状態のタカト君。

 自称天才のくせに、何をどうしていいのか、まったくわかりません!

 

「おい! 玉五郎! いい加減に起きろ!」

 セレスティーノのつま先がオレテガの頭を小突いた。

「オホホホホホ……よく寝たわ……」

 すると、玉五郎ことオレテガが大きく手を伸ばしながら、むくりと起き上がったではないか。

 

「なんだとぉぉぉぉぉぉお!」

 それを見るタカトの目は飛び出さんばかりに驚いた。

 

 

 無理もない……

 だって、タカト自身、オレテガの首筋に指をあて、脈がないことをちゃんと確かめたのである。

 指先に伝わってきた、冷えていく感覚……

 まぎれもなく死んでいた……

 死んでいたはずなのに……

 

 生き返ったぁぁぁぁぁ!

 

 なんでやねん!

 これは、まさか!異界の地に伝わるというネクロマンサーの儀式なのか?

 エロエロえっさいむ! エロエロえっさいむ! 我は求め!訴えたりぃ~!

 えっ? もしかして、あのパンツ?

 パンツを頭にかぶせたら生き返るとかなのか?

 そんな馬鹿な! そんなことあるわけないやろ!

 だったら、こいつはゾンビか! それともキョンシーか! 古っwww

 

 第32話 激闘?福引会場?(19) パちんこ玉赭ブロー裏モード! 三毛猫HS発動!  より