令和6年3月18日の昼飯

本日、食したカップラーメンはこちら!

 

サンヨー食品株式会社

サッポロ一番
「ニャオハ&ピカチュウのベジコンソメ味ラーメン」

 

だぁぁぁぁぁぁ!

早速! いただきます!
 
ピカチュウのかまぼこが可愛いですねwww
でも、このかまぼこ……どこかで見たことがあるような……
ということで、過去記事を調べてみると、ありましたwww
 

penpenkusanosuk.hatenablog.com

 

まんま同じですねwwww

まぁ、ピカチュウのかまぼこを作るラインを作ったから使いまわさないと勿体ないですもんね。

ということは、サンヨー食品さんは、これからもポケモン推しということで間違いないようですwww

 

はい! それでは今日は「まんま」つながりのお話を。

 

kakuyomu.jp

 

 そんな大きな声でミンミンゼミのように激しく鳴かれると、さすがのタカトも皿をもう一つ持ってこないといけないと思ってしまう。

 だが、すでに右手に3枚。左手に3枚。頭の上に1枚皿を置いて、更に口には2枚の皿を咥えているのだ。

 一体どこに……もう一枚の皿を置けというのであろうか……

 だが、そんな困り顔のタカトに、お菊が胸元から一冊の本をチラリと見せるのである。

 そう、それこそタカトが持っていた無修正のエロ本!

 しかし、その瞬間、タカトの股間に皿を置けるような台が起き上がったではないか!

 そこに置かれた皿に、タコさんウィンナーを嬉しそうに盛り付けるお菊。

 ついに、これで10皿クリアーだ!

 

 そう……お菊は、タカトにエロ本をプレゼントする代わりに、自分の皿の前へと無理やり並ばせたのである。

 この巧妙な罠にまんまとはまったタカト君。

 当初は……

「タコさんウィンナーを食べるだけでエロ本ゲットだぜ!」

 などと、簡単に考えていた。

 しかし、実際に並んでみると……現実は違っていた。

 一つの皿に盛りつけられるタコさんウィンナーの数は約30個。

 ここまでは何とか食べられる。

 それが、10皿で300個!

 ……頑張れば、まだ食べられるような気がする……

 ……いや……やっぱ、無理……ごめんなさい……

 

 だが……お菊は許してくれないのだ!

 お菊が目指すのは!

 打倒!エビフライ! 打倒!フジコちゃん!なのである!

 そう!目指すは配膳アイドルナンバー1!

 そのためには、タコさんウィンナーの消費量を否が応でも増やさないといけないのだ。

 しかし、残念ながら、お菊の皿の前に並んでいるのはエロ顔で呆けているタカト一人だけ。

 ならばどうする!

 そう、配膳回数を増やすしかないのである!

 

 レジスタンスリーダーお菊から発せられる言葉は、あまりにも無情なものであった……

「ハイ! 時間切れ! もう一回!」

「ええ……ひょんなぁ……ひゃんと10皿持ってきたひゃん!」

 皿を咥えているタカトはなんだか釈然としない。

 そんなタカトの様子に豹変したお菊が金切り声をあげるのである。

「やかましい! このチンコロ! 黙って働きやがれ!

 お前たちのような変態は、この世で一番の害悪なのだァぁぁぁ!

 だがしかし! 喜べ!

 タコさんウィンナーを運ぶたびにお前たちの心が浄化されていくのだ!

 さぁ! 叫べ! ロリコンどもよ! 

 今のお前たちが求めるモノを!

 心の赴くままに叫ぶのだァぁぁぁぁ!」

 なぜか一人、大会議室の中で大声を上げるお菊。

 その存在は確実に浮いている! さすがに周りの目も何事というような感じで驚いていた。

 だがしかし、なぜかタカトは、そんなお菊の声に合わせるのだ!

 それでは皆さん! ご唱和ください!

 1・2・3! 

 「「かつドン! 最高ぉぉぉぉ!」」

 って、なんでかつドンやねんwww

 

 そう……タカトは朝昼晩と3回! しかも、やり直し分も含めて合計50回、その都度、10皿分のタコさんウィンナーが盛り付けられていた……

 タカト一人で、タコさんウィンナーの一日の消費量は15,000個を超えている……

 ちなみに、赤いタコさんウィンナーの重量は1個当たり14gである。

 総重量にして210kgである

 

 勝った!

 フジコに勝った!

 エビフライに勝った!

 そう、お菊はタカトにタコさんウィンナーを食べさせることによって、その日、初めてナンバー1の座を勝ち取ったのである。

 

 しかも! この時のタカトは、アイナやチビ真音子たちとともにコンサートの練習をしていた最中であっため、タコさんウィンナーを盛り付けられる日は、その1日で終わらなかった……

 

 それが4週間も続くとなると、その総重量は5,880kgにもなる。これは平均的な象の重さ(5t~7t)とだいたい同じぐらい。

 そのため、内地から第七駐屯地へと運び込まれる輸送物資の約5割をタコさんウィンナーとエビフライが占めていたのはいうまでもない。

 もはやここまでくると地獄……タコさん地獄とでもいうべきかwww

 

 しかも、これだけの量をタカト一人で食べなければならないのだ……

 というのも、ビン子は隣で嬉しそうに大好物のエビフライを頬張っているのである。

「う~ん♡エビフライ美味しい!」

 こんなビン子にタコさんウィンナーを押し付けようものなら、邪魔をするなァ!と言わんばかりに確実に殺される……

 ちなみにココだけの話だが……ビン子一人だけで朝昼晩と、それぞれ1,000本ずつ食べているwwwそのため一日の合計消費量は3,000本をゆうに超えていた。

「だって、タダなんだもん♡」

 

 しかし、ビン子と違ってタカトは普通の男の子だ。

 いや、いろいろと変なところは確かにあるのだが、胃袋は普通だ。

 したがって、朝飯にタコさんウィンナーを5,000個も食べられない。

 だが、食べないと……呪われるのである……

 そう、お菊が先ほどからタカトの背後に立って、皿が空くのを今か今かとジーッと見つめているのである。

サラ……来なーコナーぃ……サラ……来なーコナーぃ……サラ……来なーコナーぃ……」

 もう……逃げるに逃げられない……

 

 だが、食べられないものは食べられない。

 そこで、タカトは考えた。

 どうすれば、タコさんウィンナーを食べずにエロ本をゲットできるだろうかと!

 そう、そこで出来上がったのが「エロ本カク―セル巻き」なのである!

 

 

 お菊さんの目から隠れて、タコさんウィンナーを「エロ本カク―セル巻き」の中に格納していくタカト。

 食べてないのだから、いくらでも入る。

「おかわり~」

 ニコニコと皿の前に並ぶタカトに、お菊もまた気をよくしていた。

「チンコロ! 今日はよく食べるなwww」

「だって、お菊さんが丹精込めて作ってくれたタコさんウィンナーだからネ♪」

 などと、心にも思っていない言葉を甘ったる猫なで声で発するタカト。

 だが、なぜかお菊は顔を赤らめるとタカトから顔をそらすのだ。

 そして、おもむろに胸元から一冊のエロ本を取り出すと、そっとタカトに差し出したのである。

「コレ……約束してたもの……だ……いるんだろ……」

 そう、それは第七駐屯地のエロ撲滅活動の一環として、兵士たちの寝床をガサ入れした際に押収したものだった。

 

 夜が更けたころ……時はそう、丑三つ時。

 守備兵たちは小さな部屋の中に並べられた二段ベッドで眠っていた。

 しかし、そんな部屋のドアがいきなり大きな音を立てて吹き飛んだのである。

 ドカンっ!

 その音に何事だと言わんばかりに飛び起きる守備兵たちは、眠気眼をこすりながら開け広げられたドアへと目を移す。

 外の廊下から差し込むわずかな光。

 軍服姿のお菊たち数人の女たちが、その光を背に偉そうに立っていた。

「うごくな! NHKだ!」

 その声を聞いた途端、兵士たちの顔から眠気がサッと引いた。

 それどころか、先ほどまで寝ていたにもかかわらずゴキブリのようにものすごい動きで動き出したのだ。

「やばい! NHKだ!」

「ガサ入れか!」

「ブツを隠せ!」

「居留守を使え!」

 枕の下に隠してあったブツさっと抱きかかえると窓から飛び出そうとする者。

 逆に、立っているのは女ばかりと見て開いた入り口に向かって強行突破を試みる輩。

 なぜかベッドの上で震えながら、何枚かの紙切れをギュッと握りつぶし、いきなり口の中に放り込むヤギ。

 最後には受信装置であるテレビをハンマーで叩き壊す強者までいた。

 そんな男たちを侮蔑するお菊は鼻で笑いながら腕を振り命令を下した。

「取り押さえろ!」

 その声に応じるかのように背後に並ぶ女たちが一斉に部屋の中に飛び込むと、あっという間に男たちを制圧したのだった。

 腕を背中へとねじりこまれ床に押し付けられる兵士の顔に勝ち誇ったかのようなお菊の顔が近づいていく。

 そして、悔しそうに見上げる男の顔の前に一冊の本を突き出すのであった。

「これは何だ! 言ってみろ!」

 そう、それは無修正のエロ本。

 このような破廉恥なエロ本がほかにもあるとのタレコミをもとに、お菊たちは強制捜査に入ったのである。

「くっ!」

 だが、男はそっぽを向いて目すら合わそうとしない。

「ふん! 言わないつもりか! ならば!かまわん! こいつを起こせ!」

 と、無理やり引き起こされた男の服をグイッと掴み取ると、お菊は力任せに無理やりビリビリと剥ぎ取ったのだった。

 目の前に立つスッポンポンの男。

 お菊はその体を舐め回すようにみながら舌なめずりをする。

「お前、いいもの持っているじゃないかいwww」

 と、男の股間に金属製の警棒をグリグリと押し付けるのだ。

 その冷たく硬い感触が男の恐怖をそそり立たせる。

 この警棒で叩かれたら、確実にタマタマはつぶれて……俺は玉名市に引っ越さないといけなくなってしまう……

「ま! 待ってくれ!」

 と、口を開きかけた瞬間! お菊は頭の上に振り上げた腕を勢いよく振り下ろしたのだった!

 グシャ!

 と、男のタマタマが鈍い音を立て……る代わりに、男のアタマが鈍そうなワンワンになっていた。

 うん?

 わんわん?

 そう、男の頭にはワンワンの着ぐるみが被せられていたのである。

「これから貴様も! NHKのため、いや!健全な少年少女のために犬となって働くのだ!」

「ワンワン!」

 当然、その様子を見ていたほかの兵士たちの表情は恐怖にひきつった。

 ワンワンといえば、小学校に入学する前の子供たちに人気があるあのチンコロだ。

 そう、魚を食う猫ではなくて犬である……

 あんなものをかぶせられたら、二度とますなどかけない……

 毎日……毎日……健康的にかつ丼を作らされるのである。

かつ丼!最高ぉぉぉぉぉ!」

 目の前で大声で叫ぶかつての同僚を見る兵士たちの目には涙が浮かんでいた。

「いやだ! ワンワンだけは嫌だ!」

 それを見たお菊はフンと笑うのだ。

「ならばどうするというのだ!」

 男たちは力なくお菊の前に膝まづくと隠し持っていたブツを差し出しはじめた。

「もう二度と……このようなことをしないと誓います……」

 そして、足元に置かれた一枚の従身じゅしん契約書にサインをしたのである。

 

 このようにして集められた無修正のエロ本の数々。

 それをこともあろうかタカトに差し出したのだ。

 おかしいだろ!

 思い出してほしい! お菊はターミネーターレジスタンスリーダー!サラコナーと同じくエロを撲滅するレジスタンスNノーHエッチKカツどんの第七駐屯地支部のリーダーである。

 そんな支部リーダーが無修正のエロ本をタカトに差し出すことなどありえない。

 だが、今のお菊は自分のために献身的にタコさんウィンナーを食べてくれるタカトに何かしてやりたかったのだ。

 そう、自分の信念を曲げてでも!

 もしかして、それは……恋?

 そんな訳……ないよね……

 

 第619話 NHKだ! じゅしん契約書! より